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[No.09:なんでも安い?!チャイナタウン]


 NYのチャイナタウンはサンフランシスコに次ぐ規模で、いつ行っても大変な混雑。とてもアメリカとは思えないオリエンタルな町並みが広がっており、待ち行く人々は中国語でまくしたて、看板も彩り豊かに漢字が溢れています。マクドナルドの看板も漢字で書かれているのにはびっくり。

 ここは物価高のニューヨークの中でも値段を安く抑えており、野菜、果物、魚、肉など新鮮な食品類はミッドタウンに比べれば半額に近いくらい。電車に乗ってわざわざまとめ買いにやってくる人々も少なくありません。

 雑貨屋では食器や装飾品、シルク製品、服飾雑貨、食材などが豊富で、まるで中国に旅行に来たような気分。 昨今のアジアンブームも手伝って、アメリカ人客もたくさん見かけます。

 多くの店が並ぶ中、一番驚いたのは、ブランドのコピー商品を売る店があちこちにあること。中国では商標や知的所有権が無視され、偽造品が多く出まわっていることで大企業は頭を抱えているというのは有名ですが、NYのチャイナタウンも例外ではありません。

 グッチ、クリスチャン・ディオール、フェンディ、ルイ・ヴィトン、プラダなどヨーロッパ有名ブランドのバッグだけでなく、帽子や傘、スカーフなどの小物までもが精工にコピーされ、しかもほとんどが最新のデザインなかり。また、ケイト・スペイドの製品は偽造が簡単なのか、人気があるのか、多くの店や路上で扱っており、値段も$20〜とお手頃です。

 それだけではありません。コンピューターで音楽や映画をダウンロードするのはまだかわいいもんで、海賊版CD($5)や、現在公開中の映画「パールハーバー」「A.I.」までもが、既にビデオになってカバーもついて、堂々と売っているのです。

 いったいどうなってるの? 世界中でコミュニティをつくり、たくましく生きる中国人パワーには本当に恐れ入ります。

---2001.7.31 (c) Kayoko Okochi ---

 

 

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