[No.16:ポップでヒップなショップには、楽しさがいっぱい!]
日本では一世を風靡したユニクロでさえ売上が落ちこんでいるというアパレル業界の元気のなさが伝えられていますが、NYではノリータ、ソーホー、ミートマーケットといったエリアにあるスタイリッシュなセレクトショップをはじめ、大型ファッションチェーンが頑張っています。
ユニオンスクエアにできた「ディーゼル」はコンテンポラリーなインテリアにDJボックスを設置、クラブミュージック系のBGMがすごくヒップな雰囲気です。奥のラウンジは誰かの家に遊びに行ったみたいに家具や服がディスプレイされていてとてもユニーク。ジーンズは、微妙な色の落ち方や形もビンテージっぽくてなかなかいい仕上がりで、値段はちょっと高めでも人気があるのも納得できます。
また最近GAPの姉妹店である「OLD NAVY」を覗いてみたのですが、結構これが楽しくてびっくりしました。流行を適度に取り入れたカジュアルウエアは、値段も安く、とにかくポップで可愛いい。
春夏に引き続き、ロック系やアーミースタイルとブレザーなどのプレッピースタイルといった流行アイテムが揃い、また店の入り口付近では、購入したスウェットやTシャツに、自分の好きなワッペンを選んで付けてもらえるというサービスを実施中。自分だけのオリジナルができるってわけです。
他にもポップなカラーのハートや水玉模様の部屋着にアニマル柄のスリッパとティーンが喜びそうなアイテムが盛り沢山。(ティーンじゃなくても使っちゃう!) 一番のお気に入りは5色ペン付き6穴の紫色のヒョウ柄システム手帳がなんと$10。おそろいのバックパックやペンケースも揃ってて、これなら学校に行くのも楽しいだろうなあと関心してしまいました。
子供服の売り場には、OLD NAVYオリジナルプリクラが設置してあり、親子で撮影する姿も。キッズやベイビー製品も大人顔負けのデザインで、サンダルやキャップ、バッグといった小物もほんとにキュート。そしてマタニティーウエアをインターネット販売するというパンフレットも店頭に置いてあり、なかなか良いアイデアだなと思いました。
アメリカは日本ほど世界中のブランドが揃っているというわけではないけれど、ものすごく高級で良質なものからホントに安くて面白いものや変わったアイデアを発見できるのがショッピングの楽しみと言えそうです。
---2001.9.18 (c) Kayoko Okochi ---
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