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[No.04:正しい洗顔とは〜洗顔料は安全なものを]


 洗顔料を使い過ぎるのはトラブルの元になります。では、どんな洗顔料がいいのでしょうか?「化学物質の市販の洗顔料より、石けんのほうが安全。だから、石けんで1日に何度も洗う」なんていう人もいるのではないでしょうか。

 洗顔料には、純石けん分(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)で作られるものと、合成界面活性剤(石油を原料に化学合成してつくる)の大きく2タイプに分けられます。合成界面活性剤はたんぱく質を溶かす性質があるため、普通に使うだけでも必要以上に皮脂を取り去ってしまう場合があります。肌を守る皮脂膜がなくなると、細菌や洗顔料の添加物(香料や着色料など)が入りこみやすくなり、アレルギーの原因になることも。市販の洗顔料は、ほとんどが合成界面活性剤なので、肌の弱い人は気をつけたほうがいいでしょう。

 それに比べ石けんは普通に使っているうちは大丈夫ですが、1日3回以上も使うのは使い過ぎ。石けんにも香料や着色料などの添加物が使われているものがあり、添加物の刺激でトラブルになることもあります。

 添加物などの成分表示は、危険性のある成分は表示しないといけないと薬事法で決められているから。ですから、たくさん書いてあるほど、要注意成分が入っていることになります。なるべく表示指定成分が少ないものを選んだほうが安全でしょう。

 皮膚にはバリア機能を持つ善玉菌が住みついており、悪玉菌の繁殖を防いでいます。しかし、石けんや洗顔料を何度も使うと、善玉菌まで洗い流すことになります。また、石けんや洗顔料で皮膚を何度も刺激すると、皮膚を守ろうとして角質層が厚くなり、皮膚が黒ずんで見えるようになります。

 石けんも洗顔料も使い過ぎるときれいになるどころか肌荒れの原因を作っているようなもの。石けんや洗顔料を使うのは、夜1回で十分。汗をかいたりべたついたりして顔を洗いたいときは、ぬるま湯だけで大丈夫でしょう。

---2000.2.5 (c) 2000 by Mica Okamoto ---

 

 

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