この需要の多さに反映し、健康食品及サプリメントを提供するメーカー数はなんとその数800社以上。専門店をはじめ、スーパーマーケットやディスカウントストア、カタログ販売など、バラエティ豊富な製品が売られています。

　日本でもこのところ、コンビニや薬局のサプリメントコーナーがぐっと充実してきたという話しを聞きます。現代の生活ではバランスのよい食事を取るというのはなかなか困難なので、サプリメントを上手く利用してみるのはよいことでしょう。サプリメントは医薬品に劣らないくらい効果的とされるものもあり、肌荒れや身体の疲れを癒してくれることも。おまけに副作用の心配も薬に比べればはるかに少ないです。

　アメリカでは、ドクターズ系コスメの「Murad」が、アクネスキン、サンケア、老化防止対策の３種類の美容サプリメントを売り出し、ちょっとした話題になっています。この中で気になるのは、コラーゲン、アミノ酸、ビタミンB6、A、C、E、ミネラル、グレープシード配合の「Youth Builder Collagen Supplement」。

　これは肌の老化の原因となる過酸化を防ぎ、新陳代謝を高めて美肌へと導くというもの。MuradのPRによると、医学的にもその効果が証明されており、４週間で最高34％のシワを減らし、18％肌の弾力がよくなるそうです。

　美容に気を使っている多くの女性達は、エステや高価な化粧品でせっせとお肌のお手入れをしていると思いますが、身体の外から浸透する栄養は限られているもの。美容サプリメントといわれるものが本当に効くのかどうかはさておき、化粧品ばかりに頼るのではなく、食べ物を含め体内の栄養バランスを考えることが、美しさを手に入れる近道といえそうです。