2.ストレスが原因で起こる病気〜『身体に表れるもの』
ストレスがたまると、身体の機能のバランスが崩れ、体調がおかしくなります。なかでも、自律神経失調症といわれるものが最も多く、他にもさまざまな症状があります。
【自律神経失調症】
自律神経は意志とは関係なく、体の機能を維持するために動いています。
自律神経が乱れると、さまざまな体の不調が表れます。
◆主な症状
便秘や下痢、瀕尿、残尿感、冷え、不眠、起きるのがつらい、微熱が続く、倦怠感、生理痛、目が疲れやすい、涙目、耳鳴り、口がすぐに乾く、のぼせ、のどの圧迫感、頭痛、動悸、息切れ、立ちくらみ、めまい、肩こり、関節痛、味覚マヒ、多汗または汗をかかない、息苦しい、吐き気、胃もたれ、食欲不振
名称 | 症状 |
過敏性腸症候群 |
(1)食事をする度に便意があったり、突発的に激しい便意があるタイプ。朝、会社に行く途中に電車のなかで突然便意を催すのもこのタイプ。
(2)うさぎのふんのような便や細い便しか出ないけいれん性便秘とよばれる慢性便秘。
(3)便秘と下痢を長期間に繰り返すタイプ。
・・・以上の3タイプがありますが、薬を飲むなど内科的な処置をしても、ストレスの元を除かなければまた症状が出てきてしまいます。
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胃・十二指腸潰瘍 |
この病気の半分以上が精神的なものが原因。
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神経性胃炎 |
胃痛など胃の調子が悪いのに、検査してもあまり異常が見られない場合。
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眩暈症 (げんうんしょう) |
耳鼻科で検査しても異常がないのに、めまいや耳鳴りがひどい場合。体がフワフワと浮き上がるような感じから、周囲が回るようなめまいまで症状はさまざまです。 |
心臓神経症 |
友人や知人が心臓病になった経験に不安を感じて、特に異常はないのに、心筋梗塞のような心臓の痛みやめまい、動悸を感じまる症状。 |
不眠症 |
2〜3週間夜眠れないのが不眠症。1〜2日眠れないのは不眠症ではありません。睡眠薬に頼る前に医師の相談を受けることが必要です。
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