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[No.009 不健康だとお金がかかる!]

 先日、30代の人を対象に行なった老後の不安についての調査結果を見たが、健康のこと、年金も含めて経済的なことが上位を占めていた。介護保険にしても、金額の設定が問題になっているが、年をとると仕事も今までどおりできないかもしれない、いつどんな病気になるかわからない、といった不安から老後のために貯蓄をしなければと思っている人も多いだろう。

 健康だと病院や薬の世話にならないためお金がかからない、と漠然と思ってはいたが、そのことを実証するデータがある。厚生省が宮城県に住む47〜79歳の国民健康保健加入者約5万6000人を対象に行った調査では、『喫煙+肥満+毎日60分未満歩行』の人が費やす医療費は『非喫煙+適正な体重+毎日1時間以上歩行』の人の35%増という結果だった。

  喫煙は本数が多いほど医療費はかさむ。が、意外にも飲酒の量は関係がなかった。タバコとお酒、両方好きな人はまずタバコをやめるのが先ということか。

 タバコは吸わないし、体重は標準以下だから大丈夫と思っていた私だが、そう安心はしていられないことに気がついた。毎日60分以上歩いているかといわれると、う〜んと考えこんでしまう。毎日パソコンの前にすわる時間が長くなるにつれ、運動不足になっているし、忙しい時ほど移動時間短縮のため車に乗るが、それがさらに運動不足をあおっている。これはマズイ!

 身体のことを考えれば、頭を真っ白にして運動して汗をかくことが大事なのはわかっている。が、日頃の生活から考えるとわざわざ時間をさいて運動するのは優先順位があまり高くない。仕事が増える→忙しい→稼ぎが増える!と喜んでがんばっていても、パソコンでのデスクワークが多いと、頭や目ばかり疲れて、身体全体の疲れはアンバランスになり、身体の不調→病院通い→思わぬ出費・・・ということにもなりかねない。身体さえ丈夫ならなんでもできる。健康のための時間を増やすことは、結果的にはお金のセーブにつながるのかもしれない。

--- 99.11.22 (c) 1999 by Mica Okamoto ---

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