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エコロジー【化学物質過敏症】



発症のメカニズム

 化学物質過敏症は、最初に大量の原因物質に触れることで、身体が覚えてしまい、次回からは微量でも反応しさまざまな症状が現れます。

 花粉やダニなどに触れると発症するアレルギーと似ていますが、アレルギーは原因物質がなくなれば症状は消えるのに対し、化学物質過敏症は長期的な接触で体内に原因物質が蓄積されてしまい、慢性的に症状を引き起こしてしまいます。そういう面からいえばアレルギーと中毒の中間にあるような病気といえます。

 ただし、中毒とも異なります。中毒は、ある程度の量の原因物質がないと起きませんが化学物質過敏症の場合、ケタ違いに少ない量でも症状が起きてしまいます。これは、ひじょうに微量でも大きな影響を与えてしまう環境ホルモンと似ています。実際に、環境ホルモンといわれている物質には、化学物質過敏症の原因物質と重なるものがひじょうに多いのです。

 環境ホルモンは、性ホルモンと似た働きをするため、精子の減少や子宮内膜症の増加を招き、ガンの増加にすら関係があると疑われています。微量でも身体のさまざま機能を調節するのがホルモンですから、それと同じような働きを化学物質がするのだと考えれば、ホルモンや免疫、神経などを介して、ごく微量でも大きな影響を与えてしまうことが考えられます。



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