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エコロジー【ポストハーベスト、輸入農産物にご用心!】



なぜポストハーベスト農薬が使われるのか?

 ポストハーベスト農薬が使われる理由の第一は輸送時間です。
 栽培中にかけられる農薬は病害虫を防ぐもので、収穫後の農薬は傷まない状態で長く保存するために使います。

 アメリカ国内は広いので、輸送や貯蔵蔵などで出荷から店頭で売りきれるまで約2週間かかります。果物なら収穫後3〜5日もたてば傷んでしまう。しかし、輸送途中で腐ったりしたら、売り物が減って損をしてしまう。収穫したものを1つでも減らさないようにして多く売らないと利益につながらない…という考えに基づき、アメリカではこのような方法が当然のように根づいて行きました。

 海外向けだとさらに時間がかかり、たとえばカリフォルニアから日本へ輸出されると約3週間はかかってしまうため、輸出にも当然のようのこの方法がとられるようになりました。

 ポストハーベスト農薬は輸出前だけではありません。
 輸入農産物が日本に着き、検疫で虫が1匹でも見つかると、青酸カリをひじょうに薄めたガスを室のなかで半日ほど浴びるくん蒸が行われます。虫の数が多いときは、さらに殺傷力の強い臭化メチルでくん蒸されます。臭化メチルは発ガン性があり、オゾン層を破壊するため、近々世界で製造禁止になるほど毒性の強いものです。

 


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