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[No.019:ゴマのセサミンで二日酔い予防!]


 12月も半ばに入るとあちらこちらで忘年会が開かれます。年に一度の忘年会ということで、普段よりも飲み過ぎてしまう人も多いですね。

 当日は楽しく酔えても、そのしわよせは翌日にやってきます。これがいわゆる二日酔い。二日酔いは吐き気や頭痛などの不快症状があるだけでなく、肝臓にもかなり負担がかかります。

 二日酔いの予防におすすめなのがゴマ。ゴマは肝機能を強化しアルコールの分解を促進するため、お酒のおつまみとしては最適です。これはゴマに含まれるセサミンという成分の働きによるものです。

 アルコールは肝臓においてまずアセトアルデヒドという物質に分解され、さらに酢酸に変化し、その後、水と炭酸ガスにまで分解されます。しかし、飲み過ぎると分解が遅れ、アセトアルデヒドが体内に残ってしまいます。

 このアセトアルデヒドが二日酔いの不快症状をもたらします。セサミンは、アセトアルデヒドの分解を促進し、肝臓の負担を軽くし二日酔いを防ぐ働きがあります。このため、二日酔いが心配なら、ゴマを使った料理をおつまみにアルコールを飲まれるといいでしょう。

 12月は1年中でもっとも二日酔いになる人が多い月と言われています。ピルケースなどに炒ったゴマを入れ携帯し、「マイゴマ」をいろいろな料理にかけて食べるのも、楽しい話題作りにもなりいいかもしれません。

---2001.12.15 (c) 2001 by Mari Wakasugi ---

 

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