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快適サプリメント生活
【第2回 ビタミンCで風邪をこじらせない!】

 寒さも本格的になり、風邪をひいてしまった人も多いことでしょう。風邪は万病の元などとよく言われますが、まさにその通り。たかが風邪などといって放っておくと肺炎などを起こしかねません。風邪はひきはじめが肝心。「風邪かな?」と思ったら早めに対処しましょう。

 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳などの不快な風邪の症状は、なんとかおさえたいものです。しかし、これらの諸症状は、身体の免疫機能のなせるわざで、身体が風邪のウイルスと一生懸命戦っている証拠なのです。特に、くしゃみや鼻水、せきなどは、身体がウィルスを外へ出そうとしている防御反応なので、無理に止めようとすると、かえって風邪を悪化させることにもなりかねません。薬などで無理に止めようとせず、むしろこまめに鼻をかんだり意識的に軽い咳をするなどして体外にウイルスを出すほうがいいでしょう。

 市販の風邪薬のほとんどは、風邪そのものを撃退するものではなく、風邪の不快症状を緩和する程度のものです。ウイルスを退治して風邪を治すのは、身体の中の免疫機能によります。したがって、体内の免疫群にがんばってもらわなければ、風邪はいつまでたっても治らないわけです。そして、この免疫群を応援する栄養素を補給してあげると、風邪も早く治ります。

 風邪をこじらせないために最も効果的な栄養素はビタミンC。ビタミンCは、体内の免疫群のひとつである白血球の働きを強めます。また、ウイルスが体内に侵入した時に、そのウイルスの増殖を抑制するために作られるインターフェロンという物質を増やす働きもあります。

 ビタミンCが肌などに潤いを与えるコラーゲンを生成することはよく知られていますが、このコラーゲンはウイルスが体内を移動するのを阻止する働きをし、ウイルスの撃退に一役買っています。さらに、ウイルスによって荒らされた細胞の修復にもビタミンCは欠かせません。

 このようにビタミンCに備わっている様々な働きにより、風邪は早く治されるのです。ただし、ビタミンCがこれだけ活躍するためには、1日に500mg以上とらなければなりません。これだけの量を食品でとるのは、とても大変なことなので、サプリメントの利用がおすすめです。水溶性ビタミンなので、とりすぎによる害もなく、安心して飲めるのがビタミンCのサプリメントです。

 私は最近出産したばかりですが、妊娠中の風邪対策に、薬と違って胎児への影響がないビタミンCのサプリメントは大変重宝しました。おかげで、妊娠中から出産後の現在にいたるまで母子ともにとても元気です。

---2000.1.22 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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