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暑さで食欲がなくなる夏。食べるものといえば、のどごしのよい麺類や飲み物が多くなり、栄養バランスも崩れがち。さらに夏バテで元気もなくなり、げっそり。食べる量が減って元気がないから、ひょっとするとやせているかも・・・と期待するのも無理はありません。しかし、夏は基礎代謝量が少なく、太りやすいのです。 基礎代謝とは、呼吸や体温調節、内臓を動かすといったさまざまな生命活動のために使われる、人が生きるために最低限必要なエネルギーのこと。運動で消費するエネルギーよりも多く、1日に消費するエネルギー全体の60〜70%を占めます。休んでいても、読書やテレビを視ていても、基礎代謝は行われているのです。 夏は体温調節などで基礎代謝量が多いように思えますが、実は、冬のほうが多いのです。気温の低い冬には体温を保つために熱を生み出しており、それに消費するエネルギーのほうが、暑い夏よりも多いのです。 つまり、夏は冬よりも省エネ体質になっているため、食べる量が減っても、体は維持されるようになっています。逆に、冬と同じ量を食べていると太りやすくなります。また、のどごしのいい冷たい飲み物やアイスクリームなどには糖分が多いですし、スタミナをつけて夏バテ予防と時々焼き肉などを食べ過ぎてしまったり、暑いからといってエアコンのある屋内で過ごしてばかりでは運動不足になりがち・・・こんなふうに、夏には太りやすい危険がいっぱいです。 太るのを気にしている人は、夏は基礎代謝が少なく、冬より太りやすいということを忘れずに、食べ物や運動不足に気をつけましょう。 ▼「基礎代謝とは」 ▼「季節による基礎代謝の違い」 も参考にして下さい。 ---2005.9.30 (c) Mica Okamoto ---
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