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快適サプリメント生活
【第48回 花粉症対策には早めのサプリメントを!】

 2月も後半に入り花粉の季節がやってきました。今年の花粉の飛散量は、例年にない多量の花粉が飛んだ昨春には及びませんが、やはり昨年の猛暑の影響で平年に比べるとやや多いようです。

【花粉症とは?】

 スギなどの花粉を吸い込むことによって起こるくしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のしょぼつきやかゆみなどのアレルギー症状のこと。とくに鼻水は流れ落ちるような濃度の薄いみず鼻なのが特徴。不快症状による苦痛に加え、イライラや憂うつ、微熱などをともなう場合もあります。

【花粉症患者の増加の原因は?】

 ここ数年で花粉症の患者は激増しています。加工食品の利用の増加、住環境の変化によってアレルギー体質の人が増加していること、大気汚染、などが主な原因です。また、スギの木は樹齢が30年前後から花粉の量が増えるという特徴があり、現在、昭和30年代に大量に植林されたスギが成長し、ちょうど樹齢30年前後の木が多くなったのも一因と言われています。

【花粉症対策】

◆ 花粉に触れないようにする!

   風が強く晴天で乾燥した日や、雨の降った翌日で天気が良い日など花粉の飛散量の多い日は、外出を極力避けましょう。外出する場合は、マスクや眼鏡をしたり帽子をかぶり、花粉がつきやすい服(セーターなど)は避け、表面が滑らかな素材を一番上に着るようにするといいでしょう。

 また、掃除は、花粉の少ない朝早くに行い、床はぬれ雑きんでよく拭き、日中は窓の開け閉めをできるだけ少なくするのもポイントです。ふとんは外には干さず室内の窓辺に干し、洗濯物はとりこむ時よくはたくようにしましょう。

◆ 身体についてしまった花粉を可能なかぎり除去する!

 帰宅時は玄関に入る前に服や髪や顔、手についた花粉をよく払うこと。また、帰宅直後はよく手を洗ってうがいをし、できればシャワーをあびるといいでしょう。

◆ 花粉に負けない体をつくる!

 メリハリのある規則正しい生活をし、適度な運動を習慣化し、体に抵抗力をつけましょう。症状の悪化につながるお酒、タバコは控え、たっぷり睡眠をとってストレスを貯めないようにすることも重要です。

 食事は栄養バランスの整ったものを食べることが基本です。さらに軽い花粉症の人や花粉症にかかる可能性の高いアレルギー体質の方などは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6などの栄養素の入ったサプリメントを利用されるのもいいでしょう。ビタミンAは花粉の体内進入を阻止し、ビタミンCはアレルギー症状を起こす原因物質のヒスタミンの体内での放出を防ぎ、ビタミンB6はヒスタミンをすみやかに分解する働きがあります。

 サプリメントは、体質改善にも役立ちますので、今年花粉症にかかってしまった人でも、摂取を続けていると翌年はかかりにくくなります。ただし、サプリメントは効き目が穏やかなので、重症の人は、きちんと病院へ行くことを、おすすめします。

 現在、日本人の10人に1人は花粉症と言われており、都民にいたっては5人に1人が花粉症であるという報告も出されています。花粉症は、今までかかったことがない人にも突然襲ってくる可能性があり、初めてかかった人は風邪と間違えることが多く、対処を間違え悪化しやすいようです。そのためにも花粉に負けない体づくりは大切ですね。

PICK UP NEWS NO.52 花粉症を予防しよう! も参考にしてみて!

---2001.2.24 (c) by Mari Wakasugi ---


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