「人に迷惑をかけない」という日本の教育が子どもの自信を奪う
「人に迷惑をかけない」
日本の教育の基本とされてきたけれど、「人に迷惑をかけない」ことばかりを考えていると、人の目を気にすることばかりして、自分がどうしたいのかがわからなくなる。
「こんなこといったら、親の迷惑になる」
「こんなことしたら、◯ちゃんが傷つく」
「こんなことしたら、◯さんの仕事が余計に増えたりするかもしれない」
そんなことばかり考えて、自分の言いたいことを言わず、やりたいこともせずにいたら、いつまでたっても、自分の経験は増えず、トライ&エラーさえもできず、他人のことばかり考えて、自分のやりたいことなんて見えてこない。
そりゃ、そうだ。
●子どもの将来を決める「たった一つの条件」とは?
http://diamond.jp/articles/-/145438?page=2ーーー日本、韓国、中国、アメリカの高校生を対象に行なった意識調査で、「私は価値のある人間である」という質問に「YES」と答えた割合は日本7.5%、韓国20.2%、中国42.2%、米国57.2%。
つまり、「自分に価値がない」と感じている高校生が92.5%もいる。ーーー子どもを必要以上にせきたてる行為や、親が何でも決めて、子どもに与えてしまうことで、子どもの自主性を奪う。