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岩手医大に「いわてこどもケアセンター」5月にopen

02.27.2013 · Posted in 子ども

被災地の復興が遅々として進まないなか、PTSDなどを抱えたままの子どもたちは、依然としてたくさんいる。
地震がくるために、泣き叫ぶ子どもたち。
それにどう対処していいかわからないと困るママたち。
そして、いつ、パニックが起こるかわからないママたちが、常時心配している様子を、
今年始めに東北に取材にいったときに、いくつも聞いた。

そういった相談ができる拠点として、
今年の5月に岩手医大に「いわてこどもケアセンター」がopenする。

沿岸部やアクセスの悪いところには、こういったケアは届いていない。
このセンターが中心となって、県内の子どもたちのケアが広く進んでくれることを願う。

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●岩手医大に子供ケア拠点 医師常駐、5月オープン
2013.2.16 02:01 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130216/iwt13021602010000-n1.htm

 東日本大震災後、被災地の子供の心のケアを行うため、宮古、釜石、大船渡の3市に「子どものこころのケアセンター」を設置して対応してきた県は、対応を強化するため、岩手医大(矢巾町)に全県的な拠点施設「いわてこどもケアセンター」を整備し、5月オープンさせる。

 整備費1億3700万円は、クウェート政府からの救援金を原資に、日本赤十字社が岩手医大を支援する。同大マルチメディア教育研究棟1階の588平方メートルに、診察室や心理療法室を設ける。県が同大に運営を委託し、運営費は県予算で手当てする。

 沿岸の3センターは週1日程度の受付だったが、拠点センターには常駐の医師2人を配置し、内陸部に避難している子供たちのケアも行う。

 沿岸3センターへの医師派遣も強化するほか、児童精神科医の確保や育成、小児科医の研修などにも役立てる。

 沿岸の3センターは東日本大震災直後の平成23年6月から8月にかけて整備され、23年度は9月~24年3月までで延べ287人、24年度は4~12月までで同308人に対してケアを行った。

 主な相談内容は、震災や環境の変化の影響から不安や不眠を訴える子供たちや、心因的なものが頭痛や吐き気など体の症状になって表れることに関することが大半という。

 子供の心のケアは中長期的な取り組みが必要だが、拠点センターができ、とくに人材が強化されることで、こうした症状の改善につながるものと期待されている。

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