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2013参議院選挙

07.23.2013 · Posted in view

参議院選挙が終わった。
暗澹たる気持ちである。

投票が終わった20時になった途端自公圧勝という報道。一体どういう計算しているのか。明らかに出来レースの匂い。

明け方にはワタミも通った。自民党に入れた奴らは何を考えているのか。

福島では、自民の森雅子が6割の集票で圧勝。自民の原発政策のせいで福島県民は大変な思いをしているのに。

アントニオ猪木も当選。テレ東の池上さんからの質問に党のマニフェストもろくに呼んでないことが露呈。こんな人間が政治をやる日本、政治家として認める日本人。呆れる。

前回の衆議院選挙の震災があって民主党政権で復興が進まないことが、結果的に自民を勝たせた。
その後、復興が進まないのも民主党の責任で、結局自民しか実行力がないように思わせた。
双葉町町長の井戸川氏が、自らの選挙活動中に国は地震がくるのを知っていたと発言。もしそれが本当なら、HAARPや人工地震などの噂は以前から囁かれているので、地震は自民政権に戻すために仕組まれたことなのかもしれない。

安倍さんは以前は腹痛でフェイドアウトしたのに、急浮上して総裁になったのは、アメリカのバックアップが整ったからであろう。今回のネット選挙解禁も、金をばらまいて電通や工作員を配置しネット戦略の準備が整ったからスタートしたのだろう。ムサシの集票マシンでの不正や各投票所での不正も、前回の衆議院選挙のときからいわれているが、自民党は既得権益と金をばらまいて勝つ体制を整えてから戦いに挑んでいる。負けはないように関係箇所を抑えたのだろうから結果的に勝つわけなのだが、それに関しても疑問を持つ人は少数で、政治家がそんなことはしないという国民の良心にのっかってやってもん勝ち状態。テレビや新聞で思考停止させられた国民が、従順に投票した結果だ。まんまと騙される国民が多いこと自体、この国の将来が危うい。

野党が手を繋げば第2政党として闘えたかもしれないといわれているが、小さい野党の存在意義は?三宅洋平氏が17万票も得たのに当選できなかった。小選挙区の大政党に有利な仕組みがあるのだから、それも組み込んで戦略をたてないといつまでたっても自民には対抗できないのではないか。

このままTPP参加、憲法改正、徴兵や戦争が始まったら、それは自民党に投票した人間の責任だ。戦争にいくのは若者と高をくくっている中年や老人も、原発処理への労働に駆り出されるかもしれないのに。

見えない原発の被害より、明日、今日のおまんまが大事。ジワジワと忍び寄る放射能の健康被害で苦しむことや、子どもや孫たちが住む将来の世界がどうなっていくか想像できない人たち。とりあえず今日の仕事と飯が食えればいいという、今さえよければ的な刹那的発想。今まで、日本の民主主義は何を育んできたのだろう。マスメディアの情報操作に洗脳され、自分で考えることを怠ってきた結果、よりよき国、ひとりひとりの人権が守られる平和な世界を創るなんて思考は、どんどんなくなっていったのだろうか。

戦後の日本を作ってきた今の老人たちは、自分たちさえよければいい社会を守るために自民党に投票し、その後のことはおかまいなし、結果的にこの平和な社会を継続させることなく、壊して元に戻すのかとさえ感じてしまう。

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