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就活学生の2割が「本気で死にたい」

11.21.2013 · Posted in 社会

せっかく大学までいったのに、社会状況が悪いだけで就職難。就活では何社もエントリーして説明会にいき、圧迫面接にあい、疲れきってしまう。大人たちからのいじめに遭っているようなもの。

「それくらいでめげていては、社会で通用しない」「甘えるな」などと、年配者はいうが、自分たちのときとは、社会が大きく違う。年配者が既得権益にすがりついている社会で、社会経験の少ない若者は、従来のおかしなしきたりを押し付けられ疲弊していくだけ。本当に優秀な人間は、くだらない日本の社会システムにつきあわずに済む方法をみつけるために、国外に出て行っている。

ネットでチャンスや世界が広がった分、情報についての格差も広がり、グローバル企業やブラック企業といった使い捨てするような企業も増えているなかで、見えない将来や社会不安も大きくなっている。

本当に若い才能を伸ばすチャンスを与える仕組みを大人たちが作っていかない限り、日本は老害で滅びていく将来しかないだろう。

 

●「本気で死にたい」就活学生の2割が回答
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2033477.html

 20代の若者による自殺のうち、就職に失敗したことが原因の、いわゆる“就活自殺”が増えています。こうした中、就職活動中の学生への意識調査で2割の学生が「本気で死にたい」と考えたことがあると回答しました。

 警察庁の統計では、去年、全国の自殺者の数は15年ぶりに3万人を下回りましたが、20代の若者の自殺が増加していて、このうち、“就活自殺”したとみられる若者は149人に上っています。

 さらに、東京のNPO法人が7月に都内で就職活動中の大学生122人を対象に意識調査を行ったところ、2割にあたる26人が「本気で死にたい。消えたい」などと考えたことがあると回答しました。

 「正社員にならなければ、生活が成り立たないというくらい、安定的な職に緊急避難的にでも就かなくてはならないという意識が非常に強いのではないか」
(NPO法人「ライフリンク」 清水康之 代表)

 背景には、内定を取れないことに対する不安や焦りに加えて、7割の学生が企業側から不採用の連絡すら無かったという経験もしていて、企業の対応も問われています。
(TBSニュース 2013年10月18日17:37)

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