病気は、本人の無意識から創られる
病気は勝手になるものではない。
病気になる本人に原因があり、病気になる。
意識せずとも、無意識によって病気が創られていく。
健康になりたい意識のウラに潜む無意識、
自分の身体の状態や症状を判断する無意識、
人の病態を見て自分にもリンクする場所を探してしまう無意識、
特に問題ないのに痛いところや悪いところを無理やり探しだす無意識、
病んでいると言い訳ができ辛い現実から逃げることができるという無意識、
病気だと誰かに優しくされるから治りたくない無意識、
これらの無意識が病気を創りだし、病気だと自分を思い込ませる。
意識して意図的に病気になることはほとんど無い。
逆にそれはなかなか難しい芸当だ。ほとんどの場合、無意識からの意図で病気になっている。
無意識さんにとってそんなことは朝飯前の簡単なことなのである。
無意識は天才なのだ。貴方の身に起きていることのほとんど全てはあなたの無意識が作っている。
貴方の病気も「ほぼ」あなたの無意識が創造しているのである。ということは意識と無意識(潜在意識)の間に矛盾があるということになる。
健康で幸せでありたいという意識と
不幸で可哀想で病んでいたい無意識、、、
の間に矛盾があるのである。慢性病の患者で「その矛盾」が無いことはまれである。
その矛盾を「心理的逆転」と呼ぶ。(中略)
基本的に「心理的逆転」が無い人はいない!と思うくらいがちょうどよい。
ではどうして意識と無意識の間に矛盾が生じるのだろうか?
それには理由があるのだ。そのタイプを下に記す。☆懲罰タイプ:何らかの罪悪感を感じていて自分を病気にすることで自分に罰を与えている。抑圧タイプともいう。
☆転嫁タイプ:何かの感情を認めたくない、意識をそらしたいために痛みや苦痛を創造している。
☆防衛タイプ:病気でいることで、やりたくない事、会いたくない人、行きたくないところから自分を守る。
☆抵抗タイプ:病気がアイデンティティーになってしまっていて、それを否定したくない、変えたくない、変えるのが怖い。
☆解離タイプ:病気の原因の核心があまりにショックなことなのでそれを思い出したくない、思い出せない
☆利得タイプ:病気でいること得ている利得を手放したくないので病気を維持したい。(防衛タイプと重なる。共依存はこのタイプだ。)
☆復讐タイプ:抑圧タイプに含まれるかと思われるが、自分の不幸で惨めな状態を相手に見せることで復讐している。ほぼこのようなパターンだ。
この中のどれか一つに限定されるわけではない。
場合によっては上記の全てに該当する場合も結構ある。