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なんでも”もらおうとする”人が多すぎる

04.22.2014 · Posted in view, コミュニケーション

勉強は与えてもらうものではなく、自分でするもの。
仕事も与えてもらうものではなく、自分でget、あるいは、自ら作るもの。

どこかに所属していたら、仕事を与えてもらえて、給料もらえると思っている。
仕事は、目の前にある仕事をこなすことより、仕事をとってくるほうが難しい。

結婚したら夫が給料を運んでくれる、養ってくれると思っている。

なんでももらっているのに、環境が悪い、待遇が悪い、と文句をいう。

他人の土俵に乗っかって楽しようとする人が多すぎる。

先日見ていたテレビで、
バスの運転手になりたかった人が、
大学進学し、企業経営を学び、
結局、自分でバス会社をつくって、
バスの運転手をしている、というお話を知りました。

すばらしい!と思います。

芸能人にしても、技術者にしても、なんにしても、
「させてもらおう」「給料もらおう」と思ってると、
思うようにならないことが多いです。
なぜなら「してもらおう」と思うと、
首根っこをつかまれるからです。
そして、されます。いやなことも。

でも、「する」と力がついて、できるようになります。

有名芸能人になりたいから、どこそこプロダクションに入りたい!
という人が少なからずいるようですが、
有名になれるかなれないかは、本人の努力次第です。
有名にさせてもらおう、なんて、思うのは大間違いです。

なぜ、「させてもらおう」という思考になるのか?
それは、
ちゃんと勉強して、
いい学校にいって、
いい会社に入ったら、安泰だよ。
という指導に原因があると思います。

これは「言うことを聞いて、相手の条件を満たしたら、相手がいいことをしてくれるよ。」と教えているだけです。
これは、究極の「してもらおう理論」であり、
「雇われるための理論」です。

学問とは、誰かに評価されるためのものではありません。
学問とは、社会の問題を解決するためのものです。

会社とは、言うことをきくとお金がもらえる場所ではありません。
会社とは、仲間と力をあわせて、社会の役に立つためのものです。

評価してもらおう。
お金をもらおう。

この「してもらおう理論」の人達は、
どんな問題に直面しても、自分で解決できません。
問題を先延ばしにしたり、問題から目を背けたりするしかないです。
なぜなら、自分でする、ことを学んでいないからです。

「俺には夢があった。
でも、金がなくて進学できなかったからあきらめた。」
と、飲み屋で愚痴を言う大人が、わりと沢山いますが、
「それって、教えてもらわないと学べなかったの?」
「それって、自分で本を読んで学んじゃだめなの?」
と、僕は疑問を感じます。

できないいいわけの大半は、やらないいいわけです。
でも、そんなの、なんぼ考えたって、
結局は「無」です。

でも、できるいいわけを考えたら、
どんどんできていくのです。

子ども達を「してもらおう理論」で汚染しないでほしいです。
僕らは、本当は、なんでもできるのだから。

なせばなる。
なさねばならぬ、なにごとも。
なさぬはひとのなさぬなりけり。

やればできるよ。
やらないとできないよ。なんでもさ。
できないのは、自分ががやらないってだけのことさ。

です。

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