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糖質制限の効果

04.30.2014 · Posted in 健康, 断糖肉食, 砂糖・糖質

うつや統合失調などの精神疾患、糖尿病、むし歯や歯周病などの口腔疾患など、糖質が原因。

糖質を制限すれば改善する。

糖質制限

最近やっと知名度も上がり、メディアでも取り上げられるようになった“糖質制限”という言葉ですが、皆さんはご存知でしょうか?白澤先生や夏井先生などがテレビに出ているのを見るたび、僕の方がカメラ映り的にも良かろうと思ってしまいます。いずれにせよ、社会に認知されることは喜ばしい事です。

でもこの糖質制限、色々な先生方が提唱されていますが、その主張は微妙に違います。例えばオーソモレキュラー療法の溝口先生は、うつや統合失調症などの代替療法としての栄養療法を提唱し、食生活改善法として糖質制限を提唱しています。江部先生は糖尿病患者の食事療法として、糖質制限を指導しています。渡辺先生はダイエットのための糖質制限を、そして僕はむし歯や歯周病など、口腔疾患の予防法としての糖質制限の有効性を訴えています。

これは裏を返せば、精神疾患が糖質によって引き起こされるということであり、糖尿病や肥満、むし歯や歯周病などもまた、糖質によって引き起こされるということです。実際これらの疾患はタンパク質や脂質をいくら摂っても発症せず、糖質のみが発症の原因となるのです。

糖質というものは、このように様々な疾患の原因となる栄養素であり、かつ人体にとって全く摂る必要の無いものでもあります。タンパク質は人体を構成する最も主要な栄養素であり、かつタンパク質を作っている20種類のアミノ酸のうち9種類は人体で合成することのできない必須アミノ酸です。また脂質には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がありますが、多価不飽和脂肪酸は人体では合成できないために、必須脂肪酸となっています。このように、タンパク質や脂質は人間の生存にとって必須の栄養素であるのに対し、糖質だけは全く必要ないばかりか、むしろ過剰摂取で様々な病気を引き起こすのです。

糖質の害について正しい認識を持てば、世の中に蔓延する様々な疾患のほとんどが“糖源病”であり、糖質をなるべく摂らないようにする“糖質制限”こそが、これら糖源病の根本的な治療法であり、予防法であることが理解できるでしょう。

長尾周格氏のFacebookより

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