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諦めと可能性

06.05.2014 · Posted in view, メンタルヘルス

「できない」と植え付けられるとそれ以上、努力も頑張りもしない。

子どものときに植え付けられた先入観は、大人になってもなかなか修正することはできない。

大人になっても、何度も何度も虐げられれば、変えるための行動もしなくなり、変えられるという思考さえなくなってしまう。

「できない」「無理」だと、諦めると、そこで、the end!

何度でもトライ!考え直して、作戦を立ててトライ!

常にそうやって、現状は変えられる意識を持ち続け、あらゆる方向から考える癖をつけていないと
やがて、自由は奪われる危険性がある。

【天才たちの共通項〜はじめに〜より引用】

生まれたばかりの象の首にヒモをつけ、それを杭につないでおくと、
いくら引っ張っても抜けません。
何十日かたち、杭が抜けないことを悟った象の子は、
もう永久的にヒモを引っ張ったりしなくなるのだそうです。

巨象になって力が強くなっても、
杭は自分には抜けないという幼いときの結論を、生涯持ち続けていきます。
ヒモでつないでおかなくても、象はにげないのだとか。

もうひとつ、ノミの話。

ノミをつかまえてコップに入れ、上を手でふさいだとします。
ノミは数十度も跳びはね、手に当たっては下に落ちることを繰り返しますが、
あるときにピタリと跳びはねるのをやめてしまう。

そのあとで、コップをふさいでいる手をどけても、
ノミは永久に(一度も)跳びはねることなくコップの底でじっとしていて、
死んでしまうのです。

象にしてもノミにしても、初期はあらゆる”自由”を持っていて、試してみます。
それが、ダメだ、無意味だ、と悟ると、
のちに条件が変わって違う結果になることが目に見えているのに、
何もしないでじっとしてることになってしまうわけです。

子供も多分同じ。

初期(幼いころ)、「ダメだ」「いけない」「ちゃんとしなさい」
「もっともっと」「まだまだ」と言い続けたら…。
「力が足りない」「能力が低い」「今のままじゃいけない」と叱られ続けたら…。

二度と跳ばないノミになってしまうでしょう。

幼いときの、親や先生のひとことは、
その子の一生を左右するような重要なものなのです。

「あなたはあなたでいい」、「今のままでいい」と言い続ける親の存在。
それが、”天才たち”の共通項でした。

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