悪い部分を探ると
「具合が悪いところは、ありませんか?」と聞かれると、
痛い部分、不快な部分、重たく感じる部分を一生懸命探してしまう。
それまで、特に痛くも痒くもなかったところが、突然、すごく悪いところのような氣がしてきてくる。
病名を思い浮かべたり、そうなった原因を探るため記憶をたどったり、
悪い不快なものを寄せ集めることに気持ちが向くと、本当に具合が悪くなってしまうときもある。
なんとなく不安なとき、「なぜ、不安なのかな?」と不安の原因を探しだすと、
不安の理由にばかりフォーカスしてしまう。
不安の原因は探らない、不快な部分を探さないようにしたほうがいい。
それより、気持ちが前向きになれることを、考えたほうがいい。