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奇跡

06.14.2014 · Posted in view

生まれてきたことが奇跡。

今、生きてることが奇跡。

「奇跡」

自分は不幸だと思ったり、生まれなきゃよかったと悲しんだり、死と直面して心がかき乱される瞬間は確かにあります。

でも、今、自分がここに居るのは「奇跡」であることを理解すると、そういう気持ちになることは無くなってきます。

植物栽培をすると、一粒の種を蒔き、それが芽吹き、そして育っていくので気づきませんが、本来、無数のトマトが地上で朽ちて、次に芽吹く確率というのは、もう奇跡に近い数字です。それは、人間の精子も同じことです。

自分が生まれた背景には、多くの種が犠牲になり朽ちて行っています。その多くの種の命を背負って生まれてきたのに、自分の人生を嘆き、生命活動自体を否定するということは、その犠牲となった種たちの想いを、全てないがしろにする行為です。

芽吹いたからと言って、双葉から本葉になるというのも奇跡です。数万か数十万の種から、数百の芽吹きがあり、その中から本葉になるのは数十本。もっと言えば、実を生らすのはさらにそこから数本という奇跡です。その植物が、日当たりが悪いとか水はけが悪いとかといっても、奇跡的にそこまで育っているのですから、感謝すべきです。

実を食べられてしまったからといって、動物の糞から次の生命が芽吹くかもしれません。だから、不幸なことなど一切ないと思うのです。

何がそんなに悲しいのでしょうか。何がそんなに苦しいのでしょうか。今生きているという事に何故感謝しないのでしょうか。

明日、自分の命が朽ちていくかもしれません。でも、ここまで自分を育ててきてくれた奇跡に、絶えず感謝していくべきです。

次の世代が生まれています。それは、自分が生きているからこその奇跡です。人類が生まれてから、2000もの子孫繁栄を繰り返しながら、今の自分がいます。

その今の命に感謝しないで、一体何に感謝するのでしょうか。

悩んでいる場合ではありません。今の奇跡に心を託して、明日の希望を見つけ出してください。

岡本よりたかさんのFacebookより

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