代償行為による現実逃避
自分の問題は、どうしていいかわからず、手がつけられなかったり、いろいろやったせいで余計にこじれて自己嫌悪。
すると、自分の問題は置いといて、他人の似たような問題が気になって、やたら真剣に介入したくなる。
他人の問題は、自分の経験を有効に使い、客観的に精査し、的確な対応を提案するので、うまくいったりする。 すると、そっちに味をしめ、そういう他人へのアドバイスに精を出す。下手にコツをつかんでどんどんうまくなると、人から信用され、尊敬されもするようになる。他人から褒められれば、うれしいから、また精を出す。
しかし、自分の問題は、放置のままなので泥沼化。
本来、自分の問題を解決するために、誠意やエネルギーを注ぎ込めばいいのに、他人に感謝されることに気持ちよくなり、奢り高ぶる。そんな状態で、自分の問題に手を入れようとするから、さらに解決から遠のく。
代償行為による現実逃避をしても、根本的な問題は解決しない。