トランス脂肪酸で、記憶力低下
マーガリンやショートニングに代表される、トランス脂肪酸は、様々な身体への悪影響があることで、アメリカでは禁止されるように。
記憶力低下の危険性もあるらしい。
【 トランス脂肪酸 記憶力まで低下? 】
最新の研究では トランス脂肪酸は 記憶力の低下にも影響があるらしいとの発表がありました。
研究を発表したのは カリフォルニア大学サンディエゴ校教授ビートリス・ゴロンブ氏ら。
元々トランス脂肪酸には炎症を悪化させ 体内のホルモン生成を阻害する作用があった事から 記憶力低下との関連が疑われていたそうです。
教授に言わせれば「食べる事は栄養を摂取することだが 逆にトランス脂肪酸は体内の機能を破壊するものだ」とのこと。
研究内容としては・・・
45歳以下の健康な男性645人の食事内容の調査と記憶テストを実施。
単語の書かれた104枚のカードを使って、一度見せた単語かどうか?を尋ねた。
平均86語正解だったがトランス脂肪酸の量が1日あたり1g増えると成績は0.76語ずつ低下。
つまり1日約16g摂取しているグループでは単語数が平均より12語少なかった。その他グループでも同様の結果が出た。またトランス脂肪酸はオメガ3脂肪酸の動きにも悪影響を与えるのではないか?と考えられている。
(オメガ3脂肪酸 青魚やしそ油 亜麻仁油 エゴマ油等に含まれている脂肪酸)
その他にも 精神の安定等に影響のある セロトニンにも影響があるのではないか?とも考えられている。
これまでの研究でも トランス脂肪酸の摂取量が多い人ほど うつ病と診断されるケースが多いため。
(米 食事療法学会より)今回の実験では女性の数が足りなかったが基本的には同じような影響があるのではないか?との事。
A seedさんのFacebookより