被災地の仮設住宅で大量カビ発生。5人に1人がぜん息に
仮設住宅は、2年の仮住まいという前提でのプレハブ住宅なので、当初から、雨漏りはするわ、壁は薄くて音漏れがひどいわなど、3年以上住めるきちんとした住宅として建てられていない。
そんな安普請な造りなので、カビが発生するのも無理はない。
それにしても、大量発生したカビで居住者の5人に1人がぜん息にかかっているなんて、ひどすぎる。
カビ発生なんて、最初からわかっていたことだろう。それになんの予防もせず、新たに住む場所も、土地造成だなんだと、提供もせず、精神的にも追い詰めて、まるで病気にさせて弱らせているようなもの。
最低限、快適な暮らしができるような住宅を提供をすべきではないか。
●仮設住宅カビ大量発生で検診
(NKH東北ニュース 2014年10月25日 19時13分)仮設住宅でカビが大量に発生している石巻市で、結露でカビが増えやすくなる冬を前に住民の集団検診が行われました。
25日の集団検診は宮城県石巻市の仮設大森第3団地の集会所で行われ、健康被害を心配する人たちが続々と訪れました。石巻市内の仮設住宅では、カビが大量に発生し、医師や専門家のグループがことし6月と7月に行った集団検診では受診した住民のうち気管支ぜんそくが疑われるのがおよそ2割と一般に比べ2倍に高い割合で見つかりました。会場を訪れた住民は、血液検査やアレルギーの専門医による問診、それに専用の機器を使った呼吸機能の検査などを受けていました。このうち1人暮らしの60代の男性は「持病のぜんそくが部屋のカビで悪化してないか心配で受診しました。部屋の中を舞うカビの胞子は目に見えないので不安はあります」と話していました。 (さらに…)