パキシルが、PTSDの効果・効能を取得
抗うつ薬でも劇薬のパキシルが、11月22日からPTSDの効果・効能を取得。PTSDの処方に使われるようになった。
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2013_07/P1000818.html
これを見ると、
東日本大震災発生
→ 精神科医が被災者を次々にPTSDと診断
→ PTSDに使える薬を認可しろと精神科医が騒ぐ
→ 日本トラウマティック・ストレス学会と日本不安障害学会が圧力をかける
→ 新たな治験をすることなく厚生労働省が承認
といった流れがみてとれる。
日本不安障害学会の幹部の面々は、製薬会社と太いパイプの精神科医ばかりです。
http://jpsad.jp/about_jpsad.php
それにしてもパキシルは、うつには有効性は確認できず、投与すると自殺のリスクが高まるという警告つきの薬。(
「パキシル」のエントリーを参照)
こんな薬を震災後のPTSDで投薬すれば、復興も進まず、原発事故の不安の解消のメドもたたず、将来も見えないまま暮らす東北の人たちに自殺者が増えるのではないか、と心配がつきない。