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経皮毒について

12.12.2013 · Posted in 健康

皮膚から吸収される化学物質の毒素を経皮毒という。

シャンプーやリンスの経皮毒は頭皮から、化粧落としやクレンジングは顔の皮膚から、ボディシャンプーは身体から、手の洗浄剤や家庭用洗剤は手から、ナプキンや紙おむつは生殖器から吸収されてしまう。

吸収率は、腕の内側1、頭3.5倍、額6倍、顎13倍、手のひら0.83倍、脇の下3.6倍、背中17倍、生殖器42倍、踵0.14倍。

経皮毒は、一旦、体内に入ると排出されにくい。

日常使うものの成分をよく確かめないと、どんどん体内に溜まって、病気や嫌な症状の原因になる。

『経皮毒』について
(甲斐由美子さんのFacebook noteより)


Ⅰ. 皮膚から吸収される化学物質である

腕の内側を1とした場合の吸収率、頭3.5倍、額6倍、顎13倍、手のひら0.83倍、脇の下3.6倍、背中17倍、生殖器42倍、踵0.14倍

男性のひげ剃り後、脇の下のムダ毛処理や肌荒れや傷などあれば当然吸収率UP.生殖器は粘液が少なくなると更に吸収率が上がるそうです。

地下鉄サリン事件で知られるようになったサリンも経皮毒。ニトログリセリンも飲み込まず舌下で経皮させるし、喘息の子供達が貼るパッチで経皮吸収させて薬剤を取り込んでいますね。その方が早く多くの量を取り込むことができるのです。

Ⅱ. 体内で吸収されにくく体外に排出されにくい

経皮毒は出口のない毒と言われます。口や鼻に入った物は嘔吐や下痢、くしゃみ、咳など緊急の場合には外部に吐き出すシステムがあります。しかし、いったん経皮吸収された毒は外部に排出されることが難しく、血液や脂肪中に蓄積されてしまうのです。しかも尿などから体外に排出したり、体内で分解するために腎臓や肝臓に多大な負担をかけてしまうのです。つまり、私達は体内に経皮毒を蓄積していることになるのです。

急激なダイエットをすると途端に皮膚が炎症を起こしてブツブツになる場合ありますが、これはダイエットによって脂肪に蓄積されていた経皮毒が血液中に放出されて起きるのだそうです(゚ロ゚)

脳も60%は経皮毒の溜まりやすい脂肪。脳には有害物質や細菌などが脳に行かないようにする脳関門がありますが、経皮毒の種類によっては安全だと勘違いし到達してしまうこともあるため、自閉症などの一因ともされています。

皮膚の炎症、アトピー、花粉症、気管支喘息などのアレルギー疾患、

歯磨き粉に入っているラウリル硫酸Naなどは精子の数を減少させるため、少子化の一因とも言われています。


Ⅲ. 種類が多く、複合的な因果関係 副作用が不明

3つ目の問題として使用されている化学薬品の多さが挙げられます。例えばシャンプーや化粧品などにつかわれている材料のうち、指定成分以外にも表示する全成分表示が義務付けられていますが、あまりにも多くの成分が使われている他その成分同士による複合的な副作用については安全性が確かめられていないのです。また表示義務のないキャリーオーバー扱いの成分も多数あります。

お風呂では体が温められ全身の毛穴が開いているので経皮吸収率は更に上がります。その時合成界面活性剤が使用されたシャンプー、リンス、ボディソープ等が無防備に吸収されてしまうのです。出産時に羊水からシャンプーの匂いがすることもあるそうですよ( ̄▽ ̄;

見た目やCMの情報操作に惑わされず、まずは安全な製品と危険な製品を見分けられるよう賢くならなければいけません。

Ⅳ.継世代毒性物質であること

『育児は子どもが生まれる20年前から始まっている』経皮毒は親の毒が子や孫、ひ孫と世代を超え、しかも濃縮して受け継がれるのです。界面活性剤系の経皮毒は脂肪にも水にも良く混ざります。そのため妊娠中のお母さんに経皮毒が入ってくると胎児にもその毒が入りこんでしまい、より濃い濃度で受け継がれていきます。

赤ちゃんは母親のお腹にいる間に30億倍も細胞を増やして一気に成長します。その最も大切な時期に化学物質の影響を受けるとしたらどうなるでしょう?アトピーやおむつかぶれなどはつい皮膚のことだけを考えがちですが、受け継がれてきた毒のために肝臓の機能が低下し、結果として皮膚から毒素を排出しているのかもしれません。

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