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震災から2年後の被災地の子どもたち「東北の子どもたちに希望を〜3・11から2年たった今、その影響と変化」

07.02.2012 · Posted in 子ども, 震災復興

3・11から2年たち、子どもたちやその親たちは、どんな状態だろうか。復興の恩恵を少しでも受けているだろうか。そして、今、どんな支援を必要としているのか。

そんな疑問から震災後、さまざまな支援を行ってきたキッズドアは、調査を開始し、インタビューとアンケート調査を行った。

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日本の子どもの貧困率は、ワースト9位

06.13.2012 · Posted in 子ども

日本の子ども(18歳未満)の貧困率は14.9%で、先進35カ国のうち悪い方から9番目の27位。
これは、ユニセフの研究機関であるイノチェンティ研究所が発行する、先進国の子どもたちの状況を調査・分析した報告書シリーズ、『Report Card』の最新版である『Report Card 10-先進国の子どもの貧困』が、5月29日(火)、ユニセフ本部より発表された報告書によるもので、ユニセフが同様の分析をした報告書によると、日本の子どもの貧困率は2000年12.2%、2005年と2007年がいずれも14.3%。今回は15%に迫り、年を追うごとに上昇している。順位も23カ国中12位(2000年)、26カ国中17位(05年)、24カ国中16位(2007年)と、ずっと低迷が続いている。 (さらに…)

東日本大震災女性支援ネットワーク「災害支援事例集」

06.10.2012 · Posted in 震災復興

『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』
が発行されました。

40pの内容は、被災地の女性や障害者、子どもを持つ親、高齢者など社会的に立場の弱い方からの聞き取り、「こんなことがつらかった」「こうしてほしい、と言いたかったけれど、言えなかった」といった生の声から、災害支援の具体例をあげています。 (さらに…)

災害から見える課題を、社会を動かす市民力につなげる

06.08.2012 · Posted in Interview

災害とジェンダー研究者 浅野幸子さん

●災害とジェンダーの課題を社会に

「平時から存在する、子育てや男女の働き方の問題などの社会構造の偏りは、災害時に顕著に出てしまう。災害時にそうならないように、日頃から社会を見直すと同時に、災害時の対応策について並行でしていかないといけない」。

浅野幸子さんは、阪神大震災、三宅島噴火災の支援経験から得た知識を防災に役立てる活動のなかで、特に、ジェンダー視点に立った災害での課題や市民社会についての研究を重ね、研修やブックレット、政策提言などで実践に使える知識の普及に力を注いでいる。 (さらに…)

日本とアジアの関係のなかで社会の価値観の変化を見続ける

06.07.2012 · Posted in Interview

ジャーナリスト スベンドリニ・カクチさん

●社会の価値観の変化を追う

「自分のお金を稼ぐことだけが人生という人が多い。しかし、自分の利益はハートを大きくして社会に還元しないといけない。社会の価値観は、ファイナンシャル・キャピタルからソーシャル・キャピタルに移ろうとしている。日本は、この変わり目をどう考えるべきか。今後、社会の価値観がどう変わっていくかを追いたい」。

スベンドリニ・カクチさんは、スリランカ出身のジャーナリストである。90年代から今まで、アジア人の立場から日本とアジアの関係をテーマに取材活動を続けてきた。2~3ヶ月ごとに、タイ、バングラデシュ、スリランカ、フィリピンなどアジアを訪れ、取材と現地でのトレーニングやワークショップを行い、ジャーナリストの養成を行っている。 (さらに…)

震災支援にジェンダーの視点を 女性支援の輪をつなげる

06.07.2012 · Posted in Interview

東日本大震災女性支援ネットワーク コーディネーター 斎藤文栄さん

●女性の視点を取り入れた震災支援を

「今回の震災で、日本の女性支援の実状は後進国よりもまだまだ下だというのが関係者の共通意識です。日本では女性の特徴にあわせた支援をすべきだということがあまりにも知られていない。ジェンダー統計もなく、男女別統計すらなく、日本のジェンダー政策は遅れています」。

東日本大震災女性支援ネットワークは、ジェンダーや女性問題の研究者や女性支援NPO・NGOが集まり、復興・防災の過程にジェンダー・多様性の視点を入れることを目的に2011年5月から活動を始めた中間支援団体である。

斎藤文栄さんは、コーディネーターとして、被災した女性を支援する団体や支援者をつなげ、女性支援に関する様々な情報を社会に発信するとともに、国や自治体に対しジェンダーの視点を取り入れた政策につなげるよう活動している。 (さらに…)

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既婚女性の働きづらさ

06.02.2012 · Posted in 女性問題, 社会

女性の働き方の問題は、いつまでたってもなかなか変わらないもの。
相変わらず、女性は子どもを持つと、働きづらくなる。
育休制度・保育園の整備・男女の雇用の違いを無くす・・・制度やサービスは以前より増えたと思うが、悩みは相変わらずずっと同じ。

これは、雇う側の企業のトップにいる男性の考えが、変化がないというのは大きいと思う。 (さらに…)

ゆとり

04.07.2012 · Posted in ことば

自分のゆとりがないからといって、

他人の幸せを考えられない人は、

ゆとりができたとしても

他人の幸せを考えないだろう。

ゆとりができた状態さえも

気づかないかもしれない。

子どもたちの放射線被害を少なくするために

04.06.2012 · Posted in 原発・放射能

JMM from MRIC
ガラスバッジ検査 〜相馬市の対応から〜 坪倉 正治:東京大学医科学研究所(2012/4/1)

このレポートで、相馬市での、2011年10 月〜12月の乳幼児から中学生、妊婦の計4010人にガラスバッジによる外部被ばく検査が行われ、その結果がHPに公表されたことが掲載されていた。 (さらに…)

「福島からの母子支援ネットワークシンポジウム」第2回 レポート

03.31.2012 · Posted in 子ども, 震災復興

2012年3月19日、「福島からの母子支援ネットワークシンポジウム」第2回 「福島からの母子支援について考えよう!」が、東京しごとセンターで開催された。東京に母子避難する人たちとそれを支援する人、約80名が集まった。

福島からの避難母子たちの現状

第1部、コーディネーターを務める、武蔵大学の武田信子教授から、冒頭「ここに集まっている人たちは、なんとかしたいと思っている人たち。知りたい、コミュニケーションしたいという思いで、互いの状況を知らず、些細な言葉で傷つけあってしまうかもしれないが、わかりあうために情報交換しようという会であること」を共通認識しようという言葉が印象的だった。 (さらに…)