fine-club.project approach with well-balanced mind for a balanced life

Posts Tagged ‘ベンゾジアゼピン’

睡眠導入剤とは

12.18.2014 · Posted in 向精神薬, 精神医療

睡眠導入剤は睡眠薬より軽いものだと思ってる人が多いが、実は同じ。

睡眠薬のなかに、「ベンゾジアゼピン系」の安定剤、抗不安薬もある。

これは実は麻薬。

依存性が高い。

内科や整形外科で安易に処方されているが、
医師はその危険性を知らない。

整形外科などでよく処方される精神薬が「ベンゾジアゼピン系」の精神薬です。このベンゾジアゼピン系の中に安定剤(抗不安薬)も睡眠薬も含まれます。ちなみに素人の方が睡眠導入剤と睡眠薬は違うとか、睡眠導入剤は軽いものであるということをよく述べますが、これは全くの嘘でありそのような分類は医学的にはありません。医学や薬学的にいう睡眠薬の違いは短時間型とか中時間型とか長時間型とかいった分類で、短時間型だから安心などということはありません。むしろ短時間型の方が依存性が強いことはよく見受けられます。

ベンゾジアゼピン系は安易に出される一方で依存性や禁断症状が昔から問題視され、イギリスでは一か月以内しか処方してはいけない、などの決まりがあるほどです。国連麻薬統制委員会ではベンゾジアゼピン系はれっきとした麻薬として統計処理されています。しかし日本ではそのことはもちろん無視されています。私は一か月どころか一回も飲んではいけないとしか思っていませんが、どうしてこのように世界中で問題視されている精神薬が、安易に処方されているのでしょうか?

まずこのようなドラッグを整形外科医や内科医が処方する一番の理由は、整形外科医や内科医が何も知らないということに尽きます。彼らはドラッグの恐ろしさなど何も勉強してはいませんし、その依存性も禁断症状も作用も副作用も何も知りません。彼らのほとんどは製薬会社のマーケティングによって、受け売りで処方を決めているだけです。それだけでもそんなドラッグをもらう気などなくなりそうですが他にも理由はあります。たとえば整形外科が安定剤を出す一番の理由は「筋弛緩作用がある(筋の緊張を緩める作用)」からです。だから肩こりや首こりに使われたり頭痛に使われたりします。こうやって書くと悪くないじゃないか!と思ってしまいそうですよね。

しかし事はそう簡単ではありません。繰り返しますがベンゾジアゼピン系は麻薬類似物質であり、だからこそ依存性や禁断症状だけでなく筋弛緩作用ももっているのです。いわゆるヘロインやコカインやシャブにも同様に筋弛緩作用があります。これを使っているとどうなるかというと、飲んでいない限り筋肉が緩まなくなりますから、もしかしたら最初はいいかもしれませんがすぐにもっと筋肉は硬直するようになります。また一か月以内でも重度の依存状態に陥りますから、自らの意思で止めようとしても禁断症状が強く出て止めれなくなります。このようなことを市井の内科医や整形外科医は全く知らないまま使っているのです。

もう一つ重大な理由があります。それは整形外科医たちが「自分の無能を患者の心理的要因のせいにしている」という点にあります。基本的に西洋医学の長所短所を考えれば、整形外科医は骨が折れたときには大活躍しますが、筋肉のこりや痛みやしびれなどにはまったく無力であり、骨のレントゲン以外診ることもできません。皆さんも痛みがあるとして整形外科に行ったはいいが、レントゲンで骨に異常はないので湿布を出されるだけ、もしくはストレスのせいであるとさっさときめられた経験はないでしょうか?残念ながらストレス原因論というのは嘘の宝庫であり、もともとは医者がわからないことをごまかすために始まったようなものなのです。

そうするとこのこりや痛みも精神的理由として処理されますから、安定剤を処方されることになります。それは麻薬類似物質ですから非常に危険ですが、たしかに麻薬類似物質ですから最初だけは気持ちよくなったり効いた気がするかもしれないのです。しかしそれを飲んでしまえばもう後戻りはできません。これはもっと言えば内科医などもそうであり、たとえば自律神経失調症などとインチキな病名をつけて、安定剤を処方するのも同じです。ほかならぬ医者たちが「自律神経失調症」などという病名はインチキの逃げ病名である、と知っているのです。

皆さんはこんなドラッグなど使わないで、運動でも無薬治療でも食事療法でもなんでもいいんですが、危険ではないものを使用してくださいね。

内海 聡氏のFacebookより

デパス、最も麻薬に近い

03.14.2014 · Posted in 向精神薬

不安で眠れないことでよく出されるデパス。

これを常用している人はかなり多い。周りにもかなりいる。著名人でも多い。

依存性が高いので、やめられない。一生飲み続けるんだろう。

そして、思考がまとまらず、精神が不安定になり、イライラしたり粘着してかまってちゃんになったり。

人間関係を壊して孤立し、自己嫌悪。

自分の評価も生活のクオリティ下げいるんだから止めればいいのに。

内科、整形、婦人科、耳鼻科など簡単に処方されます。
ベンゾ副作用、離脱、後遺症は大変です。

デパスについて 私の中では最も依存しやすいベンゾ系であり、最も麻薬に近いベンゾ系というイメージである。知識もなく依存しやすい性格の人がこれを使いだすと、まず止まることがない。あっという間に一日量5mgとか6mgとかに達する。

ヤクが切れてくる感覚がもっともわかりやすいベンゾ系である。

これを睡眠薬に使うという話が昔はあったそうで、私も一時そうしていた時期もあったが、結論を言うとアホな話でしかなかった。導入にはいいかもしれないが一生飲み続ける羽目になるし、飲むことで途中覚醒が増す話もよく見かける。酒を飲んで寝ると途中で起きてしまうのと似たようなもの。もはやどんな譲っても使えないベンゾ系である。

それでも欲しがる人にはどうぞと出しているが、ヤク中になりたいのが日本人のサガという代名詞がデパスだろう。

ソラナックス(コンスタン)について 名前は似ていて、ワイパックスよりちょっと眠気が多いってイメージが最初のイメージだったソラナックス。しかしケースが増えてくると、最も重篤な後遺症を残しやすいベンゾ系なのでは?というイメージが強い。処方されている感覚より明らかに力価や依存性は強い。抜きにくいしラリルしどうもいけてない。

Dr.内海聡氏のFacebookより

デパス(エチゾラム)

01.19.2014 · Posted in 向精神薬

エチゾラム(etizolam)は、チエノジアゼピン系に属する抗不安薬(マイナートランキライザー)。睡眠導入剤として処方される事もある(後述)。エチゾラムは多くの後発医薬品が存在する。日本国内の先発品における商品名は「デパス」(田辺三菱製薬)。

強い力価(重量あたりの薬理作用強度)を持つため、薬理実験ではベンゾジアゼピンの5 – 6倍の作用を示し、1/4程度の量で作用が期待される。

抗不安薬としては他のマイナートランキライザーと大同小異であるが、作用が強い分だけ連用後の退薬症状(いわゆる禁断症状)が出やすい。強い作用と持続が短いという特性から不眠の人に睡眠導入剤の補助として利用される場面が多い。また筋弛緩作用も強いため、肩こりなどの症状にも処方される場合がある。 (さらに…)