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Archive for the ‘view’ Category

家族とは

09.18.2011 · Posted in view

それでも、生きてゆく」(フジTV)が終わった。毎回胸を打ち号泣に近い状態だった。

主人公(瑛太)が中学校のときに、妹が、中学の同級生に殺される事件から、加害者家族、被害者家族の行方を丁寧につづったドラマ。
加害者家族は当然のようにマスコミや世間から非難を浴び、居も職も転々としながら贖罪の意識をどうすればいいかわからず生きている。被害者家族は、納得のいかない思いを抱えながら、兄である主人公も母(大竹しのぶ)も父も、自分のせいで殺されたと思い、ずっと苦しみ続ける。

人が殺されると、法的には加害者のみ裁かれるが、実際には加害者家族も被害者家族も社会のなかで生きていくのは並大抵なことではない。加害者が刑期を終えて出所しても本質的には何も変わっていない。人の心の前で、法は、何も解決しないことを物語っている。 (さらに…)

年収が多いだけで本当に幸せか

08.23.2011 · Posted in view

少しでも給料が高い仕事を探すけれど、仕事の中身とのバランスは、どこまで考えてるんだろう、とよく考える。就活をする学生が、年収で会社を選ぶというのもよく聴くが、仕事が楽で年収がいいところを選んだつもりでも、会社に入ってみないと、そんなことはわからない。給料が高いということは、それなりに大変な仕事なわけだし、同じような仕事でも、会社によって組織も風潮も作法も違うので大変かどうかはわからない。そこそこ名の知れた会社なら、桁はずれに大変なことはしないだろう、なんて考えるのは甘い。

8月18日のロフトプラスワン(「自由すぎる報道座談会6「報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 発売記念」)で、元朝日新聞社の記者で、現在フリージャーナリストの烏賀陽弘道さんが、朝日新聞の内情を話していた。 (さらに…)

3つのキーワード

05.20.2010 · Posted in view

今のキーワード

《全う》 《腑に落ちる》 《折り合いをつける》

人を陥れたり騙したりして、自分だけ得するようなのは人として終わってる。
人として《全う》 な人生を歩むためには、《全う》 なことをやっていくべき。

情報が多くて、それらしくものに押し流されたり、よくわからないまま流れに乗っていく場合も多いけれど、「腑に落ちない」ことをやることは、自分にとってやるべきことかどうかをよく考えなければいけない。

《腑に落ちない》ときは、なにか疑問を感じる身体全体からのサインでもある。そこに自分があるのに、あえて見過ごすことは、自分を見失うことになりはしないか。

よく考えてもなかなか《腑に落ちない》こともある。でも、やらなければならない状況にも追い込まれることも。そういうときに、自分の気分とやらざるをえない状況をうまく《折り合い》をつけなければならない。世の中好きなことばかりをやっていくのは難しい。ただ、自分の気持ちに《折り合い》をつければ、宙ぶらりんな状況からは脱することができる。

中途半端に考えずに進むと矛盾の悪循環となって、手をつけられない状態になって露呈する。そうすると、簡単には解決できなかったりする。

小さな矛盾のうちに折り合いをつけて《腑に落ちる》ようにすることが、地に足をつけることになるのだろう。

《腑に落ちる》ことを多くして、《全う》 な人生を歩みたい。

自由の意味

01.09.2010 · Posted in view

”自由”というと、何も制限がない、縛りがない、状態。
素のままでいられて、心地よいこと、のように言われるが、それに伴った危険性や責任、デメリットは、忘れられている。自由という言葉は、とにかく、メリットだらけのような印象。自由は、そんないいことだらけではないはずだ。

渡邊奈々さんの「CHANGEMAKER」のサイトでこんな表現を見つけた。 (さらに…)

国際協力よりも

12.19.2009 · Posted in view

最近、国際協力をする大学生が増えている。
ぼーっと大学にいったり遊んでいるサークル活動ばかりするよりは、世界を生で見るのは、自分を振り返り、将来を考えるきっかけにもなるし、広い意味で勉強になる。

後進国へのスタディツアーは大学によっては単位に換算するところもあるし、基本的に渡航費だけなので安くすむし、いろいろなプログラムもあるので自分で海外旅行するよりは、未知な体験ができて、お得な感じ。

それに、海外旅行で遊んでくるより、現地でボランティアなどの社会貢献するほうが、現地の人も喜ぶし、本人も達成感があるにちがいない。 (さらに…)