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3・11 はまだ続く

03.11.2012 · Posted in view

あの日から1年がたちました。
「復興」という言葉が何かにつけ出てきますが、現地では、普通に家も建てられない状況が続いています。
そのなかでも平穏な暮らしを送れるようになったと笑顔で話してくれる人がいるということが少しもの救いです。

たまたま震災の被害がひどくなかった場所に住んでいただけで今の暮らしができること、家があり、家族とともに、くだらない冗談をいいあいながら、食事ができ、友人や知人と自由に会え、仕事ができる… そんな日々を暮らせる現実に感謝しなければ、と切に思います。大きな事件もなく、普通といわれる毎日を送れることこそが、幸せの基本なんだと痛感します。

情熱大陸で石巻のケーキ屋さんがいっていた言葉、
「”復興”という言葉を聞くと疲れてしまう。”頑張れ”といわれるとしんどい。普通に暮らせることこそが大事」という言葉を国民が改めて考えるべきだと思います。

1年がたったから何かが終わるわけでない。家や町が消え、人が亡くなったことを、1年たったから、3年たったからといって、その痛みは消えるわけではありません。ずっと続きます。忘れてはいけないと思います。

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