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日本の未来は、暗い?

01.26.2013 · Posted in 社会

2013年の新成人に日本の未来について尋ねたアンケート結果、「暗いと思う」77.4%、「明るいと思う」22.6%という結果。

◆「日本の未来は暗い」77%
http://diamond.jp/articles/-/30493

2012年新成人は、「暗いと思う」が79.8%に比べて減ってはいるが、女性だけを見ると、「暗いと思う」は、79.6%。女性の方が現実的なことを考えれば、楽観できる部分が少ないと実感しているのだろう。

生まれたときから右肩下がりを目の当たりにみてきた世代で簡単に希望を見いだせない。モノも情報も出尽くした感があり、ちょっとやそっとでは面白い未知なものが出る予感がしない。そのうえ、高齢者が多く、就職難や子育てがしづらいなど、昔からの弊害が改善されないままの社会で、人口バランスからも上の世代からのしわ寄せが、若者に回ってくるのが明白・・・

そんななかでも、「自分たちの世代が“日本を変えていきたい”と思うか」を聞いたところ、「そう思う」「ややそう思う」と答えた人は合わせて64.8%もいる。

一昔前のいろいろ足りない時代だと、新たに創る、探して見つけるということができただろうが、これだけモノも情報もあふれている状態では、簡単にゼロからは見いだせないだろうし、なんとなく既視感があるのも大きいのかもしれない。

この調査では、“自分の未来”は「明るいと思う」は51%もあるが、2012年度よりポイントが下がっている。

◆2013年 新成人に関する調査(マクロミル)
http://www.macromill.com/r_data/20130108shinseijin/index.html

日本の未来が明るく思えなければ、自分の未来も明るくないと思ってしまうのも仕方がない。

でも、あきらめたら終わり。若い人たちには日本に固執しないで、自分の未来が明るくなるように生きていってほしい。上の世代がダメにした国の衰退に巻き添えになってほしくない。

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