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【シリーズ核・前編】「核なき世界」への長く険しい道

08.08.2013 · Posted in Library

核開発の現状や核廃絶の課題など。

核廃絶までの道のりは遠い。

Yahoo! Japan みんなの政治より。
http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1349/

 

 

世界に広がる核兵器

核保有国と核弾頭数

世界の核兵器保有国
各国の保有核弾頭数

「核なき世界」は実現できるのか

核削減を提唱したオバマ大統領だが

(いちからわかる)オバマ核軍縮
就任直後の2009年4月、プラハ演説で言及した「核兵器なき世界」の実現に向け、残り任期3年半でも重 要戦略の一環として前進を目指す意思表示といえる。ただ、北朝鮮やイランの核の脅威が深刻化する中、保守派層は核兵器ゼロを「理想論」と切り捨てている。 ロシア側の協力も不透明で、交渉には多難な前途が待ち受ける。
小泉悠(軍事アナリスト)
冷戦終結によって不要となった大量の核兵器をある程度削減してみせることで他の諸国にも核放棄や不拡散を 呼びかける論理的な根拠を確保し、形骸化したNPT(核不拡散条約)を再活性化したい、というのが「核なき世界」論の最終的な目標と言える。したがって、 ここでいう「核なき」は「世界(核大国を除く)」に掛かっているのであって、米国自身が最終的に核兵器を放棄しようという話ではない。
菅原出(国際政治アナリスト)
どうやらオバマ政権は長期的な中国への備えを犠牲にするという戦略的な過ちを犯そうとしているようである。ケリー長官が、この北朝鮮問題を通じて、「米中協力のモデルを構築したい」と述べていることも見逃せない。

 

核開発疑惑

イランとイスラエルの火種

強まる欧米のイラン包囲網 庇護したいロシアも慎重に – WEDGE(7月30日)

イランの核開発をめぐる米欧ロなどとの協議再開の問題や、イラン南部のブシェール原発での新たな原子炉建設に対するロシアの支援、さらにS300に代わるミサイル・システムの供与問題などが議論される模様。

イスラエル首相、イラン次期大統領について米国をけん制 – ウォール・ストリート・ジャーナル(7月15日)

ネタニヤフ氏は、米国は次期イラン大統領に対して、イランの核兵器開発は容認できないという米国の方針は変わらないことを伝えることが重要だと述べた。

イスラエル首相「北朝鮮の核実験が教訓」、イラン攻撃も示唆 – ロイター(2月19日)

首相は演説で「厳しい制裁が北朝鮮を止めただろうか。ノーだ。実際には彼らは中東の至る所、特にイランに影響を与える核爆発を作り出した」と指摘。外交努力などでイランの核開発を阻止できない場合は「別の方法で止められなくてはならない」と述べた。

インド、パキスタン、北朝鮮の動向は

インドの核兵器開発は「中国を念頭」にしたもの―スウェーデン・シンクタンク – XINHUA.JP(6月19日)

「インドは核兵器の性能向上に力を入れ、開発中の 新型弾道ミサイルに核兵機を搭載しようとしている。これはパキスタンではなく、中国を念頭としたものだ」。 パキスタンについては、「すでに核兵器を保有し、保有量も増えている」と指摘。「短距離弾道ミサイルと巡航ミサイルを重点的に開発しているのはパキスタン 軍の近代化の証。現在は複数種類の巡航ミサイルの実験を進め、インドの弾道ミサイル防衛システムに対抗しようとしている」。

北朝鮮の狙いは「パキスタンのように核武装国として認められたい!」 – Yahoo!ニュース「個人」黒井文太郎(軍事ジャーナリスト)(4月3日)

核実験後の国連安保理で採択された制裁決議では、 北朝鮮が今後も核実験を強行した場合、「重大な措置をとる」とされた。このままでは北朝鮮は核保有国としては中途半端な扱いのまま、国際社会で孤立して身 動きがとれなくなる。そんな国際社会の圧力をかわして、なんとかパキスタンのような地位に上るというのが、北朝鮮の安全保障にとって必要な方針である。

被爆国・日本

日本の訴え

松井一実広島市長
「世界の為政者の皆さん、いつまで疑心暗鬼に陥っているのですか。核兵器の威嚇によって国の安全を守り続けることができるのですか。広島を訪れ、被爆者の思いに接し、信頼と対話に基づく安全保障体制への転換を決断すべきではないですか」。
木村正人(在英国際ジャーナリスト)

知っておきたいNPT(核拡散防止条約)

1945年から1998年までの核爆発・核実験地図の映像

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