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右肩上がりの向精神薬市場

10.29.2013 · Posted in 向精神薬

日本の精神薬市場は、10年ほどで、恐ろしいほどの成長。
抗うつ薬は、400億弱から、1600億円!
統合失調症薬は、200億弱から、1400億!
こんな成長産業は、ないのではないか。

これは、「うつかなと思ったら、病院へ」などの1998年うつ病キャンペーン以来、病院にきた人を簡単なうつチェックなどで「うつ病」などの精神病と診断し、精神科医が治療と称して、せっせと投薬治療を進めたからである。

10年たってようやく多剤大量投薬の問題が出てきたところで、この朝日新聞の記事。しかし、減薬のすすめであって、断薬のすすめではない。

製薬会社が支えている精神医療産業。薬があるからこそ、経営を継続させることができる精神科医。

患者側が、薬の危険性を理解し、断薬治療の医師を選んだり、症状を軽減する努力をしたりしながら、自ら薬を減らす方法を見つけない限り、薬の影響を受け続け、本当の意味での回復には程遠いことになる。

◆統合失調症、減薬の動き 7→1種類、効き目見極めながら

http://www.asahi.com/articles/TKY201310280567.html

朝日新聞 2013年10月29日05時00分

統合失調症で精神科に入院している患者の4割が、3種類以上の抗精神病薬を処方されている。欧米では1種類が原則だ。薬の飲み過ぎは強い眠気など、副作用の方が大きい。厚生労働省研究班は今月、薬を上手に減らすための手順を定めた指針を作った。減薬に取り組む医療機関も出てきている。・・・

市民の人権擁護の会 日本支部の投稿

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