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危険な植物油脂、トランス脂肪酸

11.08.2013 · Posted in food

お菓子や加工食品などで一般的に使われているマーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸。このトランス脂肪酸は、非常に身体に悪いということで知られている。

アメリカ合衆国では、
・2003年5月、スナック菓子製造業者であるクラフトフーヅに対して、トランス脂肪酸を使わないように求める訴訟が起こされた。
・2003年7月11日、アメリカ食品医薬品局 (FDA) により、1食あたり0.5g以上のトランス脂肪酸を含む加工食品や一部の栄養補助食品に関してトランス脂肪酸量を表示規定。
・2006年1月1日、トランス脂肪酸量の表示義務づけ。

*ニューヨーク市
・2006年12月、市内の飲食店におけるトランス脂肪酸の使用規制を決定。
・2007年7月から、市内の飲食店における1食あたりの調理油やマーガリンに含まれるトランス脂肪酸を0.5g以下とする規制が施行され、違反者には最高2,000ドルの罰金が科せられる。
・2008年8月には、1食あたりの総量としての使用が0.5g以下に規制。

*カリフォルニア州
・2008年7月25日、州レベルで初めて使用禁止を決定、違反した場合25〜1000ドルの罰金が科せられる。
・2010年1月1日以降、レストランでの使用は禁止され、
・2011年1月1日以降、焼き料理の商品(ペストリー等)での使用は禁止。

各国でも規制は進んでいるが、日本はまだ数社が、含有量の低減しかしていない。

さまざまな健康の弊害が多い、トランス脂肪酸は、避けたほうがよい。
 

【トランス脂肪酸】

ニューヨーク市が初めてトランス脂肪を完全禁止したが、他の都市も間もなく追随するだろう。欧州ではデンマークが一番進んでいて、トランス脂肪を2%以下に制限している。

トランス脂肪は、糖類とともに、糖尿病、高血圧、コレステロール疾患、心臓血管の病気、癌、リウマチ性関節炎、カンジタ症、アレルギー、ADHD(注意欠陥多動障害)、うつ病、慢性疲労など、第二次世界大戦以降に出現し、急増した多くの病気の主因になっている。

トランス脂肪は、身体にとって異物であり、細胞(DNA)を損傷させる能力を持つ危険なフリーラジカル(遊離基)である。砂糖や人工甘味料と同様に、そのダメージは蓄積していく。トランス脂肪を長く食べ続けるほど、ダメージも大きくなる。

食品の買い物をするときに、どうやってトランス脂肪酸を見つければよいだろうか?ラベルを見るのだ。水素化(部分水素化)油脂を探せばよい。今日の食品にどれだけトランス脂肪が含まれているか、知ると驚きだろう。スーパーで大々的に販売されているカノーラ油(キャノーラ)、カノーラは「健康に良い菜種油」とされているが、これは遺伝子組み換えの菜種の油である。つまり健康によくない。

▼植物油100%が危ない!トランス脂肪酸
http://www.transfat.org.uk/index.html

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