fine-club.project approach with well-balanced mind for a balanced life

日本脳炎ワクチン「ジェービックV」

11.16.2013 · Posted in ワクチン

日本脳炎ワクチンは、接種後にADEM(急性散在性脳脊髄膜炎)に罹患する可能性があるとして、2005年、厚労省からの積極接種勧奨差し控えの勧告以降、ほぼ中止状態にまで至っていた。

その後それまでのマウス脳由来のものから、2010年より組織培養法による新しい日本脳炎ワクチン(2009年発売:アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞由来)が開発・提供され、以後積極的に接種されている。

このワクチン「ジェービックV」は、凍結乾燥品とすることにより有効期限も長くなり、保存剤(チメロサール ≒ 水銀)を含める必要がないとして含まれていない。

但し治験の際にこれまでのワクチンより副反応発現率が高いという結果が得られているのに、抗原量を変量(要するに薄めて)して追加試験を行い審査を通してしまった。結果としてワクチン接種再開後に副反応報告(重篤なものを含む)が倍増し、当初の臨床試験の通りの状況となっているのが現実。

ところが国・業界ではワクチン接種の副反応として認める期間の設定により、それを少しでも外れると因果関係無しとしてしまうためシリアスな副反応は無い、と捏造されている。

2012年10月、岐阜県関市内の病院において、日本脳炎の予防接種を受けた約5分後に意識不明となり、心肺停止となって死亡する事故がおきた。

尚、日本脳炎の抗体は、感染研調べで非接種群であっても10歳になると約80%が保有することがわかっている。

本剤を接種された生後 6 月以上 90 月未満の小児 123 例中 49 例(39.8%)に副反応が認められた。主なものは発熱(18.7%)、咳嗽(11.4%)、鼻漏(9.8%)、注射部位紅斑(8.9%)。他に重大な副反応として、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)」、急性散在性脳脊髄炎、けいれいがまれに起こるとされる。


日本脳炎ワクチン「ジェービックV」の医薬品添付文書より

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0616-5f.pdf
http://di.mt-pharma.co.jp/bnw/

Leave a Reply

WP-SpamFree by Pole Position Marketing