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宮城県の小中学生の不登校の7.5%に、震災の影響あり

11.29.2013 · Posted in 子ども, 震災復興

宮城県の小中学生の不登校の7.5%に、震災の影響あり、という記事。

ただ調査結果は、あくまで「教員の視点」なので、子どもの心への感受性が低い教員だと、わからないだろう。

この調査は、宮城県の中学生の不登校出現率が3%で、全国1位だったから要因を分析する必要があるため行ったとあるが、震災後3年目になってやっと調査を真剣にするなんて、遅すぎる。

 

●12年度の不登校、7.5%が震災影響 宮城県教委調査
(河北新報 2013年11月29日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131129t13010.htm

 2012年度に不登校だった宮城県内の小中学生の少なくとも7.5%(109人)に、東日本大震災の影響がうかがえることが28日、宮城県教委の調査で分かった。不登校の要因と震災の影響を県教委が分析したのは初めて。要因を個別にまとめた記録表を作るなどして、学校側に不登校者へのきめ細かな対応を呼び掛ける。

 調査は9月、不登校だった小学生272人(仙台市を除く)、中学生1178人(同)の担任教諭らに調査票を配布して実施。家庭訪問時の保護者の話や子どもの様子などから「震災の影響もあるとみられる」と教諭らが答えた小学生は11.0%(30人)、中学生は6.7%(79人)だった。
 報告では「震災で家族を亡くした」「精神的に不安定になり体調を崩している」などの指摘があった。震災による父親の失業や、仮設住宅暮らしの長期化など、生活環境の変化を挙げる例も目立った。
 調査結果は「教員の視点での把握」(県教委義務教育課)のため、震災の影響を受ける不登校者はさらに多いとみられる。同課の担当者は「学校全体で子どもたちが抱える問題を共有する態勢を強め、不登校解消につなげたい」と話した。
 国が8月に公表した学校基本調査速報(5月1日現在)によると、県内の中学校は不登校者の割合を示す「不登校出現率」が3.08%で全国で最も高く、小学校は0.36%で13番目だった。県教委は今回、要因を分析する必要があると判断し、調査を実施した。

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