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グルテン過敏症

12.01.2013 · Posted in 遺伝子組み換え

小麦粉中にはタンパク質が6~15%含まれている。いろいろな特性を持つ蛋白質が混在しているが、その約85%はグリアジンとグルテニン(両者はほぼ同量)。小麦粉に水を加えて捏ねると、このグリアジンとグルテニンが絡み合ってグルテンができる。(グルテンとはより)

このグルテンを含む、パンやお菓子などを食べると発症するのが、グルテン過敏症。

グルテンを摂取するとアレルギーを起こしたり、著う疾患や死に至ることもあるセリアック病を患う人もおり、グルテンが原因で起こる病気は55種類あると言われている。米国では人口の15%は実は「グルテン過敏症」であるとも推定されている。

●グルテン過敏症の10のサイン

・お腹が張る、下痢、便秘など、消化器官のトラブルが続く。特に、子どもでは便秘になる子が多い。
・二の腕や背中にブツブツがある(毛孔性角化症)。グルテンが胃腸にダメージを与えるため、脂肪酸欠乏やビタミンA欠乏が起きることに起因する。
・グルテンの入った食事を食べると、頭がボーっとして、疲労感を感じる。
・橋本甲状腺炎、関節リウマチなどの自己免疫疾患がある
・めまいを感じたり、平衡感覚がおかしくと感じることがある
・PMS(月経前症候群)、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、原因不明の不妊症など、ホルモンバランスの乱れによる症状がある
・偏頭痛がある
・慢性疲労または線維筋痛症(せんいきんつうしょう)であると診断された
・指関節、膝や腰などに炎症、腫れ、痛みがある
・気分のむらがあり、不安や抑うつ状態、ADD(注意血管障害)に悩まされている

http://woman.mynavi.jp/article/130925-044/

このグルテン過敏症の増加は、遺伝子組み換えの影響が多いのではないかと、いわれている。

「グルテン過敏症」

最近増えてきたグルテン過敏症。

この原因は品種改良し過ぎた小麦であると、長年主張されてきたが、小麦とグルテン過敏症の増加との因果関係は完全には説明できなかった。

しかし、ここにきて、1996年から供給されだした遺伝子組換え作物が引き金になっているのはないかという研究結果が出てきた。大豆、とうもろこし、綿、菜種、甜菜などが原因ではないかと推測できるらしい。

遺伝子組換え作物は、ラウンドアップという除草剤の耐性を獲得しているが、食品中にも高い濃度で残留しているという。このラウンドアップの成分であるクリフォサートが、腸内細菌を減少させ、有害な細菌が増殖されて腸内細菌バランスが酷く崩れていくらしい。

また遺伝子組換え作物には、殺虫成分であるBt毒素も大量に含んでおり、これらは通常、虫の腸管に穴を開けて殺すわけだが、2012年の研究では、なんと人の細胞にも穴を開けるということが確認された。

こうしたことによる、免疫機能の低下が、グルテン過敏症の原因であるという可能性は否定できないという。

もうひとつ、遺伝子組換え作物を避ける理由ができた。

http://www.greenmedinfo.com/blog/news-release-gmos-linked-exploding-gluten-sensitivity-epidemic-free-pdf1

岡本よりたか氏のFacebook投稿より
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=553852608029249&set=a.123001441114370.30957.100002135434218&type=1&theater

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