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風邪についての間違った知識

02.22.2014 · Posted in 健康, 医療全般

風邪をひくと、薬だ、解熱剤だ、病院で注射など、すぐに飛びつく人がいるが、風邪による症状は身体が出すサイン。それを化学物質で抑えこんでしまうと、さらに身体に負担をかけ、悪化させてしまう。

発熱は、ウイルスと戦って免疫力をあげている証拠。それを解熱剤で下げてしまうと、免疫力が回復できないまま、弱る一方。

風邪には薬は不要。症状から身体のサインを読み取り、自分の身体の免疫力を上げるために体力回復につとめるべし。

勘違いが多い!風邪を早く治す方法(から一部抜粋)

”「熱は必要があって高くなるのだからむやみに下げてはいけない」”
→ 熱が出ているのは自分の体内で必死にウイルスと戦っている証拠!

“無理やり厚着をして重い布団をかけると、汗が蒸発せずに熱がこもってしまう”
“よく発熱すると「汗をかいて熱を出す」などといって、わざわざ汗をかく。これはとても危険”
“むりやり汗をかく行為は体温中枢を狂わせ、体の消耗を高める以外の結果は望めません”

“よく「栄養のあるものを食べて寝ていなさい」と言われます。しかし栄養のあるものは消化の悪いものが多いので風邪をかえって悪くすることがあります”
→ とくにコーヒー、トウガラシ、にんにく、コーラ、ソーダなどの炭酸、刺激物・脂肪の多い肉、繊維の多い野菜は避けたほうがいいようです

“すぐに解熱剤で熱を下げると、免疫力も下がり病気を長びかせる可能性がある”
→解熱することは、ウイルスの活動を活性化する、ウイルスと喧嘩するための効果が減少するようです

“そもそも一般的な風邪薬というのは諸症状を緩和するのが目的であり、カゼが治るわけではありません。”
→ 総合感冒薬といって、発熱、頭痛、咳、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、関節・筋肉の痛みをやわらげる。いわゆる対症療法と言われる症状を抑えるだけのもので、原因療法ではないとの事

“風邪に抗生物質は効きません”
→ 抗生物質は、「細菌」を殺す薬です。「ウイルス」に効果はありません。「風邪」は「ウイルス」が原因の病気です。ですから風邪には抗生物質は効かないそうです

“「注射をすれば、風邪が早く治る。」「注射をすれば、元気になる。」と思い込んでいる人がとても多い”
→ 細菌感染症で重症の場合を除き、注射することは治療効果・副作用の点からも望ましいことではないそうです

“風邪を治す薬はない”
→ よく「●●を飲んだら一発でカゼが治ったよ!」とか言う人がいるが、それは自然と治ったか、症状が和らいだだけ。インフルエンザウイルスならば「タミフル」等があるが、カゼには特効薬がないのである。とのこと

体には、自分で自分を治す力が備わっています。

発熱は、体の体温をあげて免疫力をあげようとする行為。

くしゃみも、体温調節を行おうとする行為。

鼻水や咳も下痢も、体の中の悪いものを外に出そうとする行為。

食欲不振は、「今は体を回復させるのにエネルギーを使うから、消化にエネルギーは使えません。だから、あまり食べないでね」というメッセージ

つまり、「風邪とは、溜め込んだ疲れや老廃物をクリアする体の働き」なのです。休暇をとれ、というサインとも言えるかも知れません。

出典発熱しても薬は飲むな「世界に二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」① – Togetter

一般的に、発熱や食欲不振、下痢などは、病気の副作用で、悪者であると考えられがちですが、実は、それらは「体が自らを治すためのシステム」であるそうです。

“普通、動物なら体調を崩した時は食べません。怪我の時も極端に食べる量が減ります。その方が早く治るからです”

食欲がない状態が一週間も続くのは問題ですが、体が欲しがっていないものを無理矢理食べることがいいハズもない、との見解です

“風邪薬(=解熱剤)を飲まず、水分をとり、食事をとらず、速やかに湿度の高い暖かい部屋で布団に潜ってマスクをして寝る”

出典風邪を治すには

39度以上の高熱は体力を消耗させるため、解熱鎮痛剤を使ったほうがよいみたいです

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