fine-club.project approach with well-balanced mind for a balanced life

世界一、外食の多い日本

03.04.2014 · Posted in food, 健康

外食は便利だし、核家族で人数が少なくなった家族ではたくさんも食物で料理するより安上がりで、効率的かもしれないが、外食のせいで、大切なものを失っていっている。

料理方法も料理を創る楽しさも、季節の旬の食材を見分ける目も、見極める味覚も、退化している。

そして最も大きいのが健康。
見た目は昔と同様の野菜や果物でも栄養価はスカスカ。実際に食材を選ぶ時なら少しはわかることもあるかもしれないが、外食の加工品になれば何もわからない。

外食によって失ったものを考えるべきではないだろうか。
 

「世界一、外食回数が多い国は?」

外食産業は成長市場です。先進国の特徴である核家族化の生活において、外食はいまやはずせない生活スタイルのひとつになりました。

外食は家庭での食事に比べ出費のかさむ選択でありながら、手間・労力・時間をお金で買うことのできる、家族にとって大変助かる専門機関の一つでもありま す。人数の少ない家族であれば、外食に行った方が、食費が浮くケースもあり得ます。また、週末や息抜きなどにおける、ひとつの嗜好場所としても最適です。

国別の1人あたり年間外食回数(2005)は以下になります。

日本   196回
米国   119回
スペイン 105回
ドイツ   85回
イギリス  84回
イタリア  82回
フランス  80回

実は日本が圧倒的に多いのです。

この要因には、何より飲食店のレベルが高いことにあると思います。日本での外食でハズレがあるということはそうめったにあることではありません。また、ワ ンコインランチなど比較的低価格な食事が外食チェーンに限らず、あらゆる個人経営の食堂で食べれることも、理由の一つでしょう。

しかし、そうはいっても、食材にこだわっている飲食店は別として、やはり低コストで作り上げた料理の、体への不健康負担が気になります。

そこで、外食における懸念事項を上げてみます。

①添加物
私たちが気づかないうちに、食品添加物は必ず入っている。食品添加物が体に及ぼす影響はいまだ計り知れない。

②植物油
トランス型脂肪酸は揚げ物やフライなどに大量に含まれている。
また、オメガ6系脂肪酸であるコーン油、ダイズ油、ベニバナ油などの過剰摂取は慢性炎症を起こす。

③野菜・米・小麦・肉などの産地
野菜・米・小麦などの食材において、産地や栽培(飼育)方法がわからない。意外と輸入(中国・米国など)ものだったりすることも多い。

④砂糖
隠し味などで砂糖が使用されていることが多い。

⑤加工品
厨房で調理するものもあれば、すでに加工された出来あいのものを使用していることもある。消費期限や酸化などが気になる。

⑥味付け
どうしても味付けが濃く精製塩を摂り過ぎることもある。

他にもまだあると思いますが、主に注意すべき点は以上です。

いまや外食は誰にとっても、利用しやすい業種のひとつですが、回数が多くなるほど、生活習慣病や慢性炎症への懸念は避けることはできません。極端に依存せ ず、うまい具合に利用する必要があると思います。やはり、家で台所にたてる時間をもつ生活をするのがいちばんでしょう。

Leave a Reply

WP-SpamFree by Pole Position Marketing