肉は健康にいい
いつから肉は悪者になったのだろう?
先住民の人たちは狩りをして動物の肉を食べていた。
田んぼや畑で穀物や野菜を作り出してから、集団になり、人は人によって統制され、一部の支配者とその他の庶民に分けられるようになり、一部の欲に支配される社会ができた。
肉は贅沢、ハレの日だけで、日頃は穀物や野菜を食べろ、という禁欲を強いられてきたように思う。
狩りをして自分たちの食べる肉を調達する世界では、お互いが助け合い、獲った獲物を分けあい、必要以上に動物を殺すこともなかった。生かし生かされというバランスのとれた状態。
肉をお腹いっぱい食べると、すごい満足感を得られ、しばらく肉を食べなくてもすむ。だから身を持って感謝できる。
今はご飯をお腹いっぱい食べても何かが欲しくなる。食べ物の種類も多い。肉ばかり食べちゃいけないという強迫観念から余計に肉を欲するが肉だけ食べるのではなく、肉はご飯のおかず。
いつのまにか植え付けられた固定観念から、肉に対する意識がおかしな方向にねじ曲げられてきた。
健康に悪いと思って肉を食べない人、
健康にイイとわかっていても身体が受け付けない人、
肉の食べ方を知らない人、
金銭的な事情で肉を食べられないせいで、代わりに糖質をたらふく食べて脳をごまかしている人、
肉を食べられない理由は、糖質で脳がハイジャックされている場合が多い。
そして、人それぞれのペースでやんでいく。
肉を食べずに健康でいられる人は、十分すぎるくらい体内に栄養が蓄積されている場合、
腸内や皮膚で膨大なたんぱく質合成系の菌を養殖している場合、
超特殊な代謝機能がオンになっている場合、
などが考えられる。
Suzuki Ichiro氏のFacebookより