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サラダ油は、神経細胞をサビらせ、脳疾患の原因になる

03.04.2014 · Posted in 健康,

コーン油、大豆油、紅花油、菜種油、グレープシード油などの植物油(オメガ6)、いわゆるサラダ油は、身体に悪い。

精製課程で高温にさらされることで神経毒が生成され、これらは、脳に影響を与え、脳梗塞やアルツハイマー病などの脳疾患の原因になる。

また、コーン、大豆、菜種は、遺伝子組み換えの代表選手。

これらを避けるには、サラダ油を料理に使わないだけでなく、ドレッシングやマヨネーズなどの調味料、ポテトチップスなどのお菓子も食べないほうがいい。

「なぜサラダ油が神経細胞をさびらせるか」

コーン油、大豆油、紅花油、グレープシード油などの植物油(オメガ6)は、脳の神経細胞をさびらせてしまいます。この神経細胞死が脳こうそくやアルツハイマー病など脳疾患の原因であることがわかっています。

これらの一般的なサラダ油は、精製過程において250℃の高温に長時間さらしているため、栄養成分はなくなり、「ヒドロキシノネナール」という毒物の成分が一挙に増えています。「ヒドロキシノネナール」という神経毒が、神経細胞をさびさせるメカニズムは下記です。

細胞内には、細胞を保護している「熱ショックタンパク質70」というガードマンがいます。この「熱ショックタンパク質70」というガードマンは、タンパク 分のリサイクル工場である「リソソーム膜」を守ったり、古くなったタンパクをリサイクルのために引き込んだりする仕事をします。

しかし、サラダ油から発生する「ヒドロキシノネナール」という毒により、ガードマンである「熱ショックタンパク質70」をさびさせます。「熱ショックタン パク質70」はガードマンである以上すぐにはやられませんが、度重なる「ヒドロキシノネナール」からの攻撃によりさびつき、ここでトドメといわんばかりに タンパク分解酵素である「カルパイン」により切り裂かれてしまいます。

ついに「熱ショックタンパク質70」が損傷を受けたことにより、リソソームも破裂してしまい、リソソーム膜内にある強烈なタンパク質分解酵素が細胞内にば らまかれ、細胞は死んでいくわけです。神経細胞の死は、さいあくなことに、皮膚のように新しい細胞との入れ替わりによる再生機能はありません。

この「ヒドロキシノネナール」という神経毒を生成させる大もとは、リノール酸です。また、リノール酸から合成されるアラキドン酸からもヒドロキシノネナールは生成されます

※アラキドン酸は体にとって薬にも毒にもなる成分です。バランスがとても大切になります。

植物油(オメガ6)を一切とらないことに越したことはありませんが、私たちが現代生活を送る中では極力減らすことが出来ても、完璧にはいきません。ではどうすればよいでしょうか。

実は、リソソーム膜に魚油(EPA・DHA)などがしっかりと含まれていれば、そう簡単に破裂することはありません。つまり、普段から意識をして、魚油・えごま油・亜麻仁油などのαリノレン酸系の油をとる必要があります。

以上から、リノール酸を全くとらないでいいのかということになりそうですが、そうではありません。私たちは、普段の食事で野菜や豆腐などを食べていれば、リノール酸はきちんと摂取できています。つまり、精製された植物油から摂取する必要は全くないということです。

現在流通されているサラダ油(オメガ6)を毎日摂取していると、神経細胞の死の連鎖がいつの間にか起きていることになります。リノール酸の多いサラダ油を極力減らし、積極的にαリノレン酸系の油をとったほうがよいでしょう。

吉冨 信長氏のFacebookより

https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/249018911945151

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