ヤマザキパンと臭素酸カリウム
ヤマザキパンは、ヨーロッパで禁止の劇薬の臭素酸カリウムをずっと使用してきた。
最近、表示がなくなったので、使用を止めたのか？と思っていたら、そうではない。
臭素酸カリウムは、イーストフード(塩化アンモニウム)との加工助剤で表示を免れただけ。
ヤマザキパンに健康志向や善意なんてない。
パンのお話
以前Yamazakiのおいしいパンについて書いたことが有る。
簡単に振り返ると
・大ヒット商品ランチパックは卵や肉や色々な具材を使っているのに、常温保存が出来るのは、一体どれだけ添加物を混ぜているのか。・臭素酸カリウム 厚労省が「発がん性物質」であると認めている抗てんかん薬でもある、この劇薬を「焼きあげたら残らんから大丈夫！」と使っている。
以上の二点から業界ナンバーワンのYamazakiは、安いからというだけではなくよく考えてから買われたし。と書きました。
ところがこの劇薬臭素酸カリウムはYamazakiだけが使っているわけではないと、廣瀬 満雄さんが書かれていた。ちなみに廣瀬さんはTVに出られていたりするのでご存じの方もいらっしゃるかと思うが、西荻窪に無添加パン工房 リスドォル・ミツを経営していらっしゃる材料の一滴一粒までこだわり抜く「情熱のパン職人」であらせられる。FBで余りにも本当のことを書きすぎるので、駅のホームで突き落とされそうになったり命を狙われたことも有るような正義の味方でもいらっしゃる。
さてその廣瀬さんが、臭素酸カリウムの使用はヤマザキだけではなく第一パン、木村屋、フジパン・・・などなども使っていると指摘されている。
また製パン大手のみならず、中小のパン屋でも使用して
いるとの事。これには少々からくりがある。
イーストフードというのを聞いたことが有るだろうか。これはなんとなく聞こえは良さげですが、塩化アンモニウム等の化学物質で、乳化剤と一緒に使えば、早く大量にしかもふっくらと焼きあげる事ができる魔法の添加物です。
このイーストフードを使っているパン屋さんは多いのですが、
ここが問題なのです。イーストフードとして使用が認められている16類の添加物には臭素酸カリウムは含まれない！
けれどイーストフード製剤と問題の劇薬、臭素酸カリウムの粉末を混合した場合は、臭素酸カリウムは加工助剤として表示が免除される！
ので表示上は「イーストフード」とのみ記載される！キャリーオーバーみたいなもんです。
だから明記していないだけで、実は裏では第一パン、木村屋、フジパン・・・などなどイーストフードを使用しているようであれば、臭素酸カリウムもこっそり使っている。と言うことなのです。
