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腰痛のコリを解消するポイントは、お尻の筋肉

04.17.2014 · Posted in 健康

昔から腰痛持ちの身としては、腰椎5番、3番を調整するのがポイントだとわかってきたのだが、股関節や骨盤のズレからくる腰痛は、お尻のほっぺたの筋肉をほぐすこと、というのが最近、わかってきた。

この部位、結構かたくなっていて、ほぐすのは結構痛かったりする。

ヨガをするときに、この筋肉をほぐしながら行うと、脚の可動域が広がるのを実感している。

腰痛の原因はこの筋肉だけ!魔法のストレッチとすぐ効く簡単な治療法

(一部抜粋)

整体師の魔法のマッサージ

そんなある日、知り合いの整体師の先生と会食をする機会があって、話の流れでぎっくり腰になったことを話した。痛みはまだ残っていた。先生はそこに寝てみなさいと言い、言われるままにうつぶせになった。突然、右のお尻に激痛が走った。指圧されている。そのまま3分ほど、ものすごい力で押されていただろうか。指圧が止み、立ち上がったとき愕然とした。右の腰だけものすごく軽いのだ。やられていない左の腰と比べて、体感には明らかに差があった。先生は言った。

(中略)

ちなみにその時まで、筆者は10年来の腰痛を抱えていた。オリンピック選手の公式トレーナーをしていた人の治療院にかかったこともある。結果は治ることもなく、もうほとんど腰痛の解決は諦めていた。しかしこの大事なコツ、つまり「お尻さえ柔らかくしておけばほとんど腰痛にはならない」ということを知ってから、筆者の痛みは一気に解決した。

(中略)

・お尻の筋を柔らかくしよう

では、その筋はどこにあるのかをお教えしよう。両手に腰を当ててその場に立つ。そしてお尻にギュッと力を入れてみよう。お尻の側面がくぼんで、その上部の親指が触っている部分が盛り上がるはずだ。顔に例えれば、ほっぺたを口の内側に思い切り吸い込むと、頬骨が突出して見える。お尻にも、そういう頬骨のような隆起した部分ができているはずだ。力を入れているのだから、当然硬い。その硬い部分を親指で押してみてほしい。

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お尻の肉の奥のほうに、ものすごく硬くなっている筋肉の筋がある。そこを触っている状態で、お尻の力を抜いてみよう。腰痛に悩む人なら、ほとんどの場合ここの筋がゴリゴリに凝っているはずだ。この筋が腰痛の根本的な原因だ。疑う人は、拳や親指の第一関節をたてて、その部分をマッサージして揉み解してみるといい。明らかに腰の重みやだるさや痛みがとれ、軽くなることが体感できる。

この筋さえ柔らかく保っておけば、腰痛に悩まされることは激減する。椎間板ヘルニアなど、神経系の手術が必要なものには対応できないだろうが、通常の慢性腰痛ならば効果は抜群だ。痛みに苦しんでいる人は、騙されたと思ってやってみよう。

・なぜこの筋が腰が痛くなる原因なのか

なぜこの筋をほぐすと腰の痛みが取れるのか、疑問に思う人もいるだろう。

そういう人はお尻に両手を当てながら、歩いたり方向転換したり、床のものを取ったり、軽くジャンプしてみてほしい。動きのたびにお尻の筋肉が使われ、身体の動作をうまく保つために縮んだり伸びたりしているのがわかるはずだ。お尻の筋肉は、あなたが生活していくうえでフル稼働してくれている。

重要なのは、お尻の筋肉が凝って硬くなってくると、本来お尻で吸収されるはずだった重さや衝撃が、他の部分にかかってしまうことだ。そう、この筋肉の硬さが腰痛を起こしている。特にこの筋は腰にもっとも近く、衝撃や重さを引き受ける最後の砦のような役割がある。よってここが凝っている、硬くなっているということは、多くの負荷が腰にかかるコンディションだというサインだ。逆にこの凝りを解消することで、腰を負荷から守ることができる。

考えてみてほしい。あなたが腰痛を感じるとき、そこまで激しく腰の筋肉を使う運動をしているだろうか。むしろしっかりとかばって運動しているのではないか。また、腰のストレッチを行ったりして、なるべく腰が硬くならないように気を配っているのではないだろうか。しかしそれでも腰痛は治まらない。

そう、腰に問題が出るのは、本来は腰を守るはずのお尻の筋肉が役割を果たせていないからなのだ。お尻の筋肉さえよい状態に保てれば、腰痛の症状は大部分を改善できる。

・コリを効果的にやっつける5種類の簡単ストレッチつづきはこちら

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