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“知りたい”と思う先には

04.24.2014 · Posted in view, コミュニケーション

人は信用しないといいながら、「嫌われたくない」と思い、常に信用できる人を探している。

人は、周囲の人があまり知らないことを知ると、自分だけが特別なポジションにいるかのような錯覚を覚え、その情報を知らない人を見下し、さらに知り、考え、前に進むことを止める人が多い。

知ることに貪欲になると、気分のいい情報だけでなく、人が人を支配したり利用したり、酷く気分の悪くなるような情報に多く触れる。「知らなければ良かった」と知ることを止める人も少なくない。

内海先生は、考え悩み進むことを止めないでいながら、その考えのプロセスを正直に吐露する姿勢が信用に値すると皆感じ惹かれるのだと思う。見せて頂けることに感謝。

今日は講演もあるのでこの文面だけにしとこうかと思う。なんかこの一年くらいずっと思っていたことでもあるけど、はっきり言語化できない中でやってきたような気もするし。

私が今のような活動をし始めたのは7年前だけど、その時は精神医学、心理学の問題ばかりだった。対立軸としての東洋医学はあったがそれも結局は同じ穴の狢だった。それが医学はもとより医学以外にも全ての全てに共通していると気づいたのがちょうど3年半前、他の気付いたと思いこんでいる人々より長い短いでいえば明らかに短く、著書にも書いてあるように遅れてきたグーミンという意味は伊達ではない♪。そんな私もいろいろ頑張って情報や知識を集め、知識をもとに自分の思想や哲学を自分なりに練ってきたが、その原点はやはり精神障害者と言われる人々との関係性の中で培われてきた。そんな精神障害者たちや毒親たちを私は心の底から嫌う一方、その思想を自分の中にとりこんできたと言えるかもしれない。

目覚めたなんていう人がネットを中心に多数いるようだが、そんなのは裏の情報に触れただけなんだと思う。これは誰それといういう問題ではなく、日本人全員の問題であり人類全員の問題に直結する。知っているつもりでもなにか裏を知っていても、それはしょせん人間であり人間の枠さえ出ておらず、野生動物たちの自由さえも知らず全ては徒党を組み、自分の意見や知識や情報が正しいと主張するのみで、真の意味での生物的な自由と己の集団化と思想哲学の自由には気付かない。そのことを特に近年強く感じるし情報や知識とは無縁のところにしか、人間脱却の道は無いのだと悟らざるを得ない。そして実はその道は精神障害者の道に通じているところがあるのが面白い。

ある人がある主義やある組織をもち、その組織をまた違う主義の人が排外の思想をもとに拒絶する。実際のところ人間界の中で行われているのはこれが主で、それは陰謀論とかそういうレベルの問題ではないのだということを痛感する。誰かがあやつり誰かが裏で糸を引いているも引くまでもなく、人間たちは自分で自滅し自分で集団化し自分で正当化し自分で賛美するだけだ。これがすべての人間に共通した行動形態なのだということを考えざるを得ない。それはどんな組織であれどんな人間であれ全て同じである。キリスト教も仏教もイスラム教も新興宗教も、西洋医学も東洋医学もホメオパシーもナチュロパシ-も、マクロビも和食主義も先住民食もローフードもハイジーンも、カイロも整体もレイキもアロマもマルチもサプリもその他も、勝手にやりたいやつが勝手にやればいい、私にはそうとしか思えないが人類はそういう風にはあまり考えないらしく、少々考えている人々でも自分が正しいということをまず確実に主張する。

本当に今、日本の政治構造と同じように差別化のみがすすみ、思想の生物学的な自由さと行動の生物学的自由さがない。そしてなによりも知識や情報ではなく思想や哲学の方がよほど重要であり、人間が人間でなくなるための最も重要な要素なのだということを、真剣に考えている人を見つけることが出来ない。私の生きている主たる目的は仙道に入ることであるのだが、そのためにいまのしがらみは重要性を見いだせないのだ。もともと私は人界のどんな人間も信用しないし、どんな組織も信用しないし、どんな情報も信用しないことから、自分の人生が始まっていることを日々顧みる。と同時にこの思想であり立場であるからこそ、どのような思想や組織の人々とも距離を保ちながら平等に付き合うし、どんな思想も絶対に排除しない。自分から無理に遠ざけもしないし相手は勝手に離れるものは離れるし、その逆もまた然りである。

そうすると自分の目的のもう一つにも繋がるが、結局私は妻と娘にのみ奴隷であるという点において、誰かが言っていたのがその通りと思いながら日々を過ごしているのである。この文面も上手く書けていないのだが、別に誰かにあてて書いた物ではなく、最近起こったことを踏まえて前から思い、人類全体に対して思うことを書いてみた、という前提で読んでみてもらえば面白いかもしれない。

内海聡氏のFacebookより

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