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人の話を聴くことと自分語り

06.13.2014 · Posted in view, コミュニケーション

自分を大好きなのは大いに結構だ。
自分の良いところも悪いところもきちんと把握して、それでも自分を好きであるなら。

自分のいろいろな面を見ることで、自分の考える自分と外から見た像が一体化し、充実し、主体化して行く。

自分が大好きで自分語りばかりする人は、自分の都合のいい面しか見てない。
触れられてはマズイ面は見てみぬフリをする。

だから、他人の話も自分のいいところだけを聞き、自分の都合のいいように解釈する。
つまり、相手がいわんとすることに、耳を傾けようとしないことが多い。

できるだけ、人の話の全体を受け取ろうとし、取り込んで消化し、それを自分に客観的にすり合わせて考えて、初めて人の話を聴いたことになる。

他人の話を聞いていても、引っかかった言葉の端にから自分の話をしたくてしようがない。

いつも自分のことで頭がいっぱい。

私は、私は、私は…

インプットなく、アウトプットばかりだと、その中身がスカスカになる。

主体性に持ちながら、情報を客観的に捉えて取り入れ、人間関係を作っていくこと。
それは簡単なことではない。

自分と他人、情報をとらえて、それを自分の生き方に反映するには、バランス感覚のある視点は欠かせない。

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