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世界で起きていること どう向き合うか

07.16.2014 · Posted in 平和

イスラエルとパレスチナの空爆。

目を背けて見なければ、知らないで終わってしまう。

まず、見て、知って、が大切ではないか。

それからの判断や考えがいろいろ違ってくるのは、個人の自由だと思う。

日本のメディアは、残酷だとか子どもに見せるとよくない、などといって世界で起きている真実を報道しない。

知らなければ、きちんとした判断ができないではないか。

さまざまな現実や情報があれば、自分たちに置き換えて想像もできる。そういう発想や判断をしなければ、国が間違った方向にいっていても正せない。

「死体の写真を、朝から何枚も続々と見せられるのはしんどい」と書かれている方をFB上で見受ける。
小生は、報道の仕事をして来ているだけに、悲惨な事件現場や事故現場でかなりな免疫ができているせいなのか、そう抵抗なく見ることが出来る…。
勿論、何の感情も起こらない、というわけではなく、己の感情を上手くコントロールできるようになっているだけの事ではあるのだが…。
悲惨であればあるほど、目を背けてはいけない、と思ってこの仕事をしてきた。しっかり見なければいけない仕事でもある。
単に、悲惨なものは見たくない、となると、自分にとって心地いいものだけを見るようになってしまうのではないか…。
それを恐れる。
学校の学生たちは、殆んどが新聞も読まず、テレビでも報道番組を見ることもなく、週刊誌を繰ることさえもせずに、ネットでニュースのヘッドラインをチラッと見て、自分に興味のあることだけチェックして、それで事足りている。そして、世の中の様々な出来事に対して、情報が不足していることすら意識することも殆ど無いわけだ。
つまり、自分の関心のあることだけ知っていればいい、という風になってしまっている。
FBで、悲惨な写真をアップするな、少しはタイムラインを見る側の気持ちも考えろ、と思うのは自由だし、そうしたひとはアップした人をプロテクトしたり、友だちから削除すればいいのだけれど、地球上で現在進行形で今起きている悲惨なことから、己の目を背けることで世の中の悲惨な出来事自体が決して減るわけではない。
同じ地球上にいながら、片方では毎日餓死する子供がいたり、戦争に巻き込まれて命を落とす人がいたり、自殺する人も日々跡を絶たない訳だ…。
そうしたことが起きている、ということから目を背けちゃいけない、と小生は個人的には思っている。

眞弓 準氏のFacebookより

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