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口呼吸になりやすい食べ物

04.29.2015 · Posted in 健康, 牛乳

口呼吸すると免疫力が低下。病気になりやすい。

口呼吸になりやすい食べ物とは?

加工食品、乳製品、肉、パン、砂糖、コーヒー、紅茶などの酸性食品。

喘息患者に共通の食物不耐性を引き起こす食品は、チョコレート、牛乳、卵、チーズ、クリーム、小麦、クエン酸、赤ワインなんだそうだ。

●子供たちの未来を元気に・・口呼吸はなぜ起こる・・ミルク、加工食品は口呼吸になる

http://www.miraishika.net/archives/783

MRCシステムでも取り入れている鼻呼吸の重要性を説くBUTEYKO(ブッテイコ もしくはビュッテイコ)のホームページで、食に対しての興味深い記事がある。
日本語訳を見られる場合に注意が必要なのは、呼吸を減らすと記載されているところは、浅い呼吸は呼吸数が増すが、鼻でのしっかりした呼吸では、呼吸数が減るという事を意味するので、勘違いしないように。

http://buteykoclinic.com/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E7%9D%A1%E7%9C%A0/#more-473

加工食品;

1930年代、ウェストンA.プライスという歯科医が、先住民のグループが西洋の加工食品に食事を変えるとどうなるかという興味深い調査を行った。スコットランド沖のヘブリディーズ諸島に住むゲール語を話す人々は、伝統的な少量の海産物とオートミール(麦のおかゆ)の食生活から、「エンジェルフードケーキ(天使の食べ物と呼ばれるケーキ)、白パンや多くの精白小麦粉を使った食品、マーマレード、缶詰の野菜、加糖のフルーツジュース、ジャム、砂糖菓子」などの現代の食生活に変えたところ、一世代目の子供は口呼吸をするようになり、文明病に対する免疫力は激減した。1

先住民の伝統的な食事には、必要最低限の栄養の4倍の栄養が含まれているのに対して、現代の食生活は最低限の栄養条件も満たしていないことが分かった。

口呼吸になる子供たちが多いという事実は、現代の食生活と慢性的な過呼吸のつながりを示す。大きく呼吸をする必要のある子供は、呼吸のときに口を開けるので、それが健康に深刻な悪影響を及ぼしている。

加工食品は、粘液をつくり出し、酸性である。人類の進化の途中過程における食生活は、アルカリ性95%と酸性5%であった。今日、この比率は全く逆となり、酸性95%アルカリ性5%である。乳製品、肉、パン、砂糖、コーヒー、紅茶などの酸性食品も粘液を作り血液が酸性になる。体は正常なpHを維持しようするために、呼吸で二酸化炭素を取り除こうとする(二酸化炭素は酸性である)。

アルカリ食品とは、ほとんどの果物、野菜、水であり、呼吸にやさしい食事である(喘息患者の中には、柑橘系の果物にアレルギーがある人もいるので注意すること)。

食物不耐性;

あなたの食物不耐性の食べ物を食べると、「楽に息を止めていられる時間」が短くなるだろう。喘息患者に共通の食物不耐性を引き起こす食品は、チョコレート、牛乳、卵、チーズ、クリーム、小麦、クエン酸、赤ワインである。

私の経験上、一番症状がひどく出た食べ物はチョコレートであるが、残念なことに喘息患者はチョコレートが好きなようだ。チョコレートを食べた直後に症状は出なくても、その日の遅く、または翌日に症状が出ることがある。もしチョコレートを食べたいという衝動があれば、ミネラルのマグネシウムが不足しているという証拠である。クエン酸マグネシウムを数ヵ月摂取するとチョコレートを食べたいという衝動をなくすことができる。また、クエン酸マグネシウムは、天然の気管支拡張薬なので、気管支の問題に非常に有用なミネラルである。経口ステロイドを使用している場合、マグネシウムとカルシウムを補給することは不可欠だ。マグネシウムは、カルシウムの働きを確実にするために欠かせない存在である。

食物不耐性があるかどうかを知るには、何を食べると胸が苦しくなるかに注目してみることだ。例えば、コップ一杯の牛乳か赤ワインのグラスを何杯か飲んだ後に胸が苦しくなったり、痰や鼻水などの粘液が絶え間なく出ることはないだろうか?

食物不耐性の原因となる食べ物を食べた直後に、すぐに症状は出ないかもしれないが次の日に出る可能性がある。こうした食品は副鼻腔に大きな影響を与える。もしグラス一杯の赤ワインやチョコレートバーが大好きな場合は、それを食べた後の胸の苦しさを考えると食べるだけの価値がどれほどあるだろうか?

数千人の喘息患者を観察してきた私の考えでは、約50%の人に乳製品に対して不耐性があった。骨粗しょう症のリスクを防止するためには、十分に水を飲み、ウォーキング、ジョギングなどの体重負荷運動(足や下肢に体重がかかる運動)を行い、緑の野菜をたくさん食べること。これは、中国などの、牛乳をほとんど消費しない国々では、骨粗しょう症がほとんど起こっていないことからもわかる。実際、牛乳を大量に摂取する欧米諸国では、東洋の国と比べて逆に骨がもろいのが一般的である。野生動物には、骨粗しょう症の問題がなく、どの野生動物も離乳後はミルクを飲まない。どのようにして骨粗しょう症を防いでいるかお分かりだろうか。

食生活と「楽に息を止めていられる時間」

果物、野菜、魚、鶏肉、ポリッジ(水で煮た穀物のことで、粥やオートミールなど)、水から作った良い食事は、「楽に息を止めていられる時間」を伸ばすのに役立つ。生の食べ物は火を通したものよりも呼吸に良い。

過度に加工された食品、高タンパク質の食品、食物不耐症を引き起こす食品などの質の悪い食生活では、呼吸量が増えて、「楽に息を止めていられる時間」も短くなる。よく売れている加工食品は頻繁に宣伝されている。大雑把に言うと、加工食品は宣伝が活発であればあるほど、より加工されているということだ。ほとんど栄養価がない代わりに過度のチョコレートや砂糖を含んでいて、罪のない子供たちを苦しめている有名な朝食のコーンフレークの宣伝に目を光らせること。

良い食べ物を食べることに加えて、毎日十分な量の水を飲むようにする。どれだけ水を飲む必要があるかは、外の気温、運動量や食事の量などの多くの要因により変わる。おそらく尿の色が体の脱水状態を最もよく示す。正常であれば薄い色だ。もし濃ければ、水を飲む量を増やすべきという意味だ。

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