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正しく理解することって〜インドの逸話「6人の盲人と象」

05.11.2015 · Posted in ことば

同じモノを見たとき、昼間と夜では違って見える。

同じコトの話をしていても、Aさんから聞いた話とBさんからの話が全然違う。

一部だけ知っていても、全体を理解しているとは限らない。

複数の方向から、
俯瞰で、
全体を知る&見ることを心がけることが重要。

それでも、全てをわかったとはいえないってことを、自覚すること。

インドの逸話に「6人の盲人と象」とも言われている話があります。
ある所に6人の目が見えない人がいました。

彼らは象という生き物を、これまで一度も見たことがなく、今から象を触る事も知らされていません。そんな6人が、ある賢者に誘われて象を触ります。

1人目は耳を触り、「大きなウチワのようだった」と言います。
2人目は足を触り、「樹の幹のようだった」と言います。
3人目は鼻を触り、「太いヘビのようだった」と言います。
4人目は腹を触り、「大きな厚い壁のようだった」と言います。
5人目は牙を触り、「硬くて槍のようだった」と言います。
6人目は尻尾を触り、「細くてヒモのようだった」と言います。

さて、誰が一番正しく象を理解したでしょうか?

誰も正しく理解はしていませんよね。部分的には正しくても全体をみなければ正しく理解はできません。

甲斐 由美子氏のFacebookより

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