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とうとうWHOが糖質摂取に警告

06.05.2015 · Posted in 砂糖・糖質

先進国での肥満が問題になって、もう何十年もたつが、やっと、というかとうとうWHOが糖質摂取についての警告を出した。

デブが増えると医療費の圧迫などで経済への悪影響が出るからか。

WHO自体、人々の健康よりも、先進国の政策や経済効果を優先する組織だから、その真意はなんだろう?

●たくあんの糖質も危ない!WHO新指針が警告「砂糖摂取半分に」
(日刊ゲンダイ 2015年3月17日)

 甘党はドキッとしたハズだ。

 今月、世界保健機関(WHO)が発表した新指針によれば、砂糖摂取の適量(主食を除く)は、成人1日当たりティースプーン6杯分(25グラム)。従来の適量が50グラムだからいきなり半減だ。目安は、板チョコ1枚(約27グラム)。多いようにも感じるが、例えば、炭酸飲料1缶(350ミリリットル)に砂糖は約40グラム、小さい缶コーヒーには同11.2グラム含まれている。

 甘党じゃなくても油断できない。ご飯の友やつまみも大敵なのだ。

 たくあんは2切れで糖質2.3グラム、べったら漬け(2切れ)で2.4グラム。さつまあげ(2分の1個)は5.6グラム、魚肉ソーセージ(1本)はなんと10グラムもある。スナップえんどう(付け合わせ1食分)で3.7グラム、切り干し大根(煮物1食分)で4.7グラム、味噌汁1杯分のしじみで1.3グラム――。これじゃあ、すぐに限度オーバーになる。

「腹いっぱい肉を食べて1週間5kg減!ケトジェニック・ダイエット」の著者・斎藤糧三医師が言う。

「世界的に主食とされる米やパンを3食でおよそ250グラム。成人に必要な糖質は1日当たり120グラムですから、主食で十分満たしています。プラスして、糖分である砂糖を取るのは害になる。25グラムといわず、ゼロを目指しましょう。過剰な糖の摂取は、体内のタンパク質と糖が結びつき、糖化することで、血管を傷つけます。動脈硬化など病気の原因になるのです」

 食事を見直すいい機会だ。

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